道端に氷のオブジェだらけ。 |
早滝は、氷瀑で有名な滝である。
早滝へは、いちご会の「不動大滝氷瀑オフ」の後に、なんちゃんと、みなまるさんと、abeさんに連れてっていただいた。・・・けど、最初に言っておく。赤城から早滝は距離があるので、ハシゴするには向かない。
行きは、ひたすら登る。 |
今回のいきさつはといえば、「早滝の氷瀑に一度連れてって♪」と作者がなんちゃんに以前より、ずっと“おねだり”していたのが、最初。そんなある日、「不動大滝オフ」に、車に乗せてっていただける事になり、同じ群馬であるというだけで「ついでに早滝って見られたりする?」・・・と聞いてみたわけだが、作者はその時点で、地図をまったく見ていなかった・・・(^^;;
なんちゃんは、みなまるさんとabeさんに応援を頼み、2台の車で作者ファミリーをまるごと、不動大滝と早滝へ案内してくださったのだったのだった。しかし、不動大滝から早滝へは、途中高速道路も利用し、昼食もそこそこに、約2時間半の距離の移動であった。ぜんぜん、「ついで」で行ける滝ではないではないか。なんと寛大な・・・。
・・・一日の日帰りで、全然表情の違う、群馬を代表する、ふたつの氷瀑を案内していただいて、この冬は、おかげさまで、すばらしい思い出ができました。なんちゃんとみなまるさんとabeさんちの方角には、当分足を向けて寝れません。・・・
「早滝まであと100m」 |
早滝は、交通便利な滝ではない。東京方面からであれば、関越道の本庄児玉ICからR462を南西へ、+県道46(富岡万場線)で一般道の距離はだいたい40kmくらいだが、これが一番一般的なルートであろう。最後は少しダートだった。
高速から最短という意味では上信越道の富岡ICから県道46(富岡万場線)で塩沢峠を越えるルートがあり、目測で20kmくらいかと思うが、この道は通った事が無いので、コンディションは不明である。(そんなに楽な峠越えとは思えないが)
滝付近の氷は、とても固かった。 |
ここに来る途中、車窓から見える神流湖、川の流れ、いずれもけっこう広い範囲にわたり氷が張っていた。滝に至る遊歩道付近は、いたるところ氷のオブジェだらけであった。・・・なんちゃんによると、この辺が凍ってないと、氷瀑は期待できないらしい。
遊歩道はよく整備された“山道”、標識完備で迷わない。当日の行きは、作者の足で登りちょうど20分。帰りは下り、18分だった。
・・・ちなみに当日の2台の車は、いずれも“滝・山仕様”であり、山道入口のすぐそばまで車で入った。普通車なら、ここまでは無理。+徒歩5分くらいかな??
当日は、車を下りた時、すでに14:30をまわっていた。
プリン型、氷。 |
やや細い、危険箇所。(帰り道) 気をつけて通れば、 距離も 短いし問題無い。 |
早滝へは、登り道である。ちゃんとした道はあるし、急なところは鎖も張ってあるけど、けっこう息が切れる登りなのである。時間は20分で長くはないが、ほとんどは登りで、ちと、シンドイ。
やや細い危険箇所の鎖場を渡り、早滝が遠くに見えて、「早滝まであと100m」の看板が出たあとは、白い大きなカタマリを目指し、道無き道を登る。
滝の前には15:08到着。
さきほどの、どぴーかんの日向の、ど派手な不動大滝の氷柱とは対照的で、静かな空間に、ひっそりそびえる青白いシャンデリアのような大きな氷のオブジェは、神秘的という表現がぴったりくる、ため息モノの存在だった・・・。
ちなみにこの日の早滝は、写真で観たそれより、ややスマートであった。数日前訪問したabeさんがその場で見せてくれた写真よりも、やっぱり、やや細かった。ここ数日少し暖かかったので、少し溶けたということ?・・・それでも十分よかったけど・・・。
滝の前では、約30分の時間を過ごした。最後に滝の前で記念写真を撮って、滝をあとにする。
下り道。急なところは鎖あり。 |
下り道。早滝の下流に沿って下りていくが、氷が固くて、乗ってみたり、硬い大きな石を思いっきりぶつけてみたり(でも割れなかった・・・)、けっこう遊びながら下りてきた。
山道になり、やっぱり急な道を下りるのだが、危険というほどのところはない。
車に戻ったのは16時頃。
早滝観光は、駐車場発着で1時間半みれば良さそうである。
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その後結局、お別れする頃にはすっかり日も落ちて、みなまるさんとabeさんには、道の駅 花園まで。なんちゃんにはJR深谷駅まで送っていただきました。早朝から夜まですっかりお世話になってしまって、本当にすばらしい一日をありがとうございました。m(__)m