1998.11.22(日) | 徒歩?時間 | 標高1003m |
子供が学童保育で「チラシ」を貰って帰ってきたのは、まさに、「低山という所へ一度行ってみるか。」なんて思っていた、すごいナイスなタイミングであった。
「子供でも初心者でも誰でも楽しめる低山百蔵山へ、みんなでGo〜」みたいな、気楽なチラシだった記憶が残る。渡しに船とはこの事とばかり、ファミリーで参加を申し込んだ。
山頂到達!雪が舞った。 |
当日はけっこうな人数だった。ラフな(山には行きそうもない)服装な人も居た。うちの子より小さい子も居て、ちょっとホッとする・・・・が、我々より“人生の先輩”と思しき方で、装備もいかにも山慣れしている人も複数。この方々が連れて行ってくださるのね。(^^;
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さて、、山デビュー!そして、最初の山は・・・、きつかった。
中央線猿橋駅発着だ。最初は舗装道路をしばらく歩き、山道に入るとあとは、ひたすら細い坂道だった。途中展望が開けるでもなく、ただ延々山を登り続けた記憶だけが残る。
休憩も道端だった。枯れ枝でリースを作ったり、子供達はけっこう楽しんでいる様子、常連さんかもしれない。みんな慣れた人ばっかりなのかなぁ?
山頂直前では斜面が急となり、張ってるロープに掴りながら登る。子供がずりずり、すべり落ちる。おいおい、これほんとに初心者向けの山?
結局子供は元気である。大人はそれなりにへばっていた。山頂「標高1003m」を見て、「おい、1000mクラスじゃないかよこの山」などと文句たれる人が居た。(でも1000mと言っても、百蔵山は間違いなく「低山」にランクされる山である。。。)さて、汗がひいたら、滅茶苦茶寒い事に気付いた。どんよりした空気の中、雪が舞った。まじかよ。寒い中冷たいオムスビを食べた。お湯を沸かしてカップラーメンしている人が居た。憧れた。
紅葉真っ盛りだった、猿橋 |
下山道は登ってきた道とは違ったが、同じようにひたすら細い坂道であった。下山を始めたとたんに右足のヒザが痛くなった。下りは楽だと思っていたら、とんでもなかった。もう下り切る頃には、よろよろだった・・・。
ようやく舗装路に戻り、ホッ。早く帰りたいが、猿橋に寄るという。もう、足をひきずりながらという感じだった。
橋は珍しい形で紅葉もまさに見頃!!素晴らしく綺麗だった・・・けど、そんなことはもうどうでもいい。もう一歩も歩きたくない。早く帰りたい。そんな状態だったのだ・・・。
結論。そんなわけで、十ん年ぶりの山登り=完敗。
追記。数年後購入したガイド本では、百蔵山は中級向けとして紹介されていた。(をい)