鯵ヶ沢に向かう屏風山広域農道(こめ米ロード)の右手2km位には、地図によるとずーっと七里長浜が広がっている・・・筈で、湿原、沼が点在し、初夏にはニッコウキスゲや湿原植物、ハマナスも見られるらしい・・・・・が、防風林で、何も見えん(−−;
ただの草っ原だった、ベンセ湿原 |
ガイドブックでは事前に情報を見つけられなかったが、地図には「ニッコウキスゲ群生地」などと明記があるので、どこかを右に入れば花が見られるかも?・・・と、3回目に入ってやっと見つけたのが、ベンセ湿原。(2回目には変な道に入ってしまい、バックで戻るはめになった・・・)
入口は、南から来れば道標があったようだが、北からだと無かった気がする。南の、鯵ヶ沢の町から約15km付近だ。
15:55到着。砂利の駐車場がある(トイレ有り)。
ベンセ湿原は、案内版によれば、東西700m、南北300mにわたる、ニッコウキスゲ、ノハナショウブ、カキツバタ、モウセンゴケなどの群落が広がる湿原で、津軽国定公園の第一種特別地域に指定されていると・・・、をを!捜していた場所が見つかった!ここなら、花が見られるかも!!
一周できる遊歩道がある。尾瀬のような木道の遊歩道が用意されている。わくわくしながら歩き出す・・・が、ただの草っ原だった。しかも草は腰を越える高さまで伸びている。湿原というより、草原。そして、ここも竜飛崎顔負けの、強風。頭ぼさぼさになりながら歩いた。
途中から、ちらほら、花が見えて、悟る。花には遅かったのだ。終わった花、終わり行く花が、ちらほらあるだけだったのだ。
でも、広い草原というのも、なかなか東京では見られないので、目新しい。そして、歩きすすめると、花も、(ほとんどは終わっていたのだが)少しは見る事ができたのだ。
ノハナショウブ |
コオニユリ |
コバギボウシ |
ナゾの紅葉 (葉っぱみたいだが綺麗) |
奥にちょっとした展望台がある。眺めはまぁ良い。草原のむこうに、青森のシンボル(?)岩木山も見えた。もしも花の季節なら、どんなにステキなのかな??
案内版によると、ニッコウキスゲは6月中旬から7月上旬、ノハナショウブは6月下旬から7月に入ると見られるらしい。最盛期にはニッコウキスゲが湿原を埋め尽くすのだそうである・・・・。
駐車場に戻り16:28出発した。だいたい35分程度、ここですごした勘定だ。
あと少しで宿である。スムーズに車は流れ、鯵ヶ沢の宿、グランメール山海荘には 16:48 無事到着した。●龍飛岬下〜宿 TRIP 84km (本日走行175.4km)
(青森旅行レポートは「グランメール山海荘」へ続く)