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ハイキング JR中央本線成長日記 ←甲州高尾山滝坂路〜湯坂路→
東京都

高尾山(入門編)

2001.11.18(日)  入門向け  徒歩3時間  標高599m  駅発駅着

前回の「甲州高尾山」惨敗はよっぽど悔しかったらしく、作者はすかさず登山の「入門書」と、「ストック」2本を購入した。次回のみんなでのお出かけ前に、ファミリーで、“コソ練(※)高尾山行き”を計画し、決行した。徒歩だいたい3時間、入門向けかな。入門書でお勉強した事を実践してみるのだ〜♪

(※)「コソ練」=人知れずコッソリ練習するの意。・・・作者は実は負けるのが嫌いらしい。

登り始めてすぐ、なんと雨が降った!そんなばかな!今日の降水確率は0%、秋晴れの予報だ!・・でも降ってる(−−;
私のジャケットは防水だったし、子供のヤッケも防水だったが、Kimさんのジャケットは防水でない。どうしよう?仕方がなく、濡れる・・・。・・・ちょっと濡れた、というくらいで、雨はすぐに上がってくれた。そしてすぐに晴れた!「山の天気は変わりやすい」って言っても・・・東京の高尾山は標高600mだ。しかもここは麓。山の天気は変わりやすい。高尾山、侮れない。

さて、「入門書」には、山ほど必要知識が載っていたが、この日試す事にしたのは、以下の4つのテーマである。

  1. 小また歩き。(山では基本らしいです。)
  2. 姿勢を正す(重心は真下、猫背はダメ)。
  3. 視線は遠く(コンディション良い道では)。
  4. 歩く速度のメリハリ(登りでは急になるほどゆっくり、下りでは急になるほど早く)

登りは、高尾山3つの登山ルートのうち、一番山道らしいと思われる稲荷山コース(徒歩90分)を選択した。さて本日のテーマ、なんといっても効果を現したのは「4」番だった!(これを実践すると「1」番も自然と実践する事になるのだが) たしかに登りは辛いけど、急で辛くなればなるほど、ゆっくり歩けば良かったのだ!これは目からウロコであった。そして、休憩も計画的に、マメに短めにとりながらすすめた。

解説板を見ながら
自然の解説板が、いっぱい

山頂には、いつもの“尽き果て状態”になる事なく到達した!かなりゆっくり歩いたつもりだが、ほとんどコースタイム通りである。バンザイ。

記念写真 高尾山頂

高尾山頂は紅葉がとてもとても綺麗だった。ベストシーズンだ、きっと。綺麗だったので紅葉台まで寄り、5号路(山頂ループコース)を経て4号路(吊り橋コース)へ。吊り橋見るんだ〜って張り切って行ったけど、大した橋ではなかった・・・。道中、いろいろ自然の説明板が立っている。活字に弱い娘が看板ごとに吸い込まれる・・・をい、行くぞ!

ところで、稲荷山コースはそうでもなかったが、山頂からこっちは非常に人が多い!!前回の甲州高尾山なんて、1日で3組しかすれ違わなかったぞ!さすがメジャーな山なのだ。前からも後ろからも人が来てすれ違いが頻繁に発生する。ここで確認する事になる忘れてはならない山の常識を一つ確認した。


紅葉の写真
ふもと着。なにしろこの日はずっと紅葉が綺麗だった。

4号路は山の中腹で終わり、1号路へ入る。もっとすごい人だった。(人ごみはきらいだ。)たこ杉を見る。ケーブルカーには、乗らない。この先の舗装の下りは、けっこう長い。舗装が長いと、てきめんにヒザに来る。が、今回は歩き方を気をつけていた事と、早めにストックを使って補助していた事とが功を奏してか、いつものヒザの痛みもほとんど大丈夫!

そして・・・予定どおり、昼前に下山した!体力もまだ全然OKである!

今日の登山って・・・もしかしてついに、勝ち??

・・・それとも距離がいつもの半分くらいだったからかなぁ・・・

勝敗判定は次回に持ち越す事にした。

予定通り、昼食をとるために麓で蕎麦屋に入った。おいしかったけど、そばが1000円するのにはマイッタ。次回はオムスビ持参しようっと。(^^;

▼参考リンク:高尾山公式ページ
  高尾山に行く前、計画立案の際にとっても有効かつ必要な情報満載。

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● 今回の教訓

  1. 「山歩きの入門書」。はじめての山に行く前に、読みましょう。
  2. 山の天気は変わりやすい。雨具を買わねば。

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