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神奈川県

箱根 滝坂路〜湯坂路(入門編)

2001.11.23(金曜祭日)  初級向け  徒歩4時間  標高834m  駅発駅着 立ち寄り湯 滝あり 飛竜の滝、千条の滝

「箱根に飛竜あり」

と、うたわれた名瀑が箱根山中にあるという、かねてよりずっと行ってみたいと思っていた。

飛竜の滝へは国道1号「湯坂路入口」バス停付近から下りる、もしくは箱根旧街道の「畑宿」バス停付近から登る、のどちらかだ。国道1号から下りた方が距離が近い(滝から登った場合のデータ徒歩30分程度)が、我々は歩く事が目的のため、畑宿から登る(滝まで登り徒歩45分程度)。どちらを選択するにせよ、ちょっと山道を歩く「つもり」が必要な滝だ。

滝坂路入口
飛竜の滝への入口

予定ルートは畑宿から「滝坂路」を登り、飛竜の滝を見て、国道1号のそばまでさらに登り、国道には出ずに「湯坂路」に入る。鷹巣山(標高834m)を経て千条(ちすじ)の滝へ。参考にした本では、千条の滝から15分の小涌谷駅で終了だったが、それでは2時間程度の入門向けで終わってしまうため、別の本で紹介されていた小涌谷発、千条の滝経由浅間山(標高802m)、城山(標高743m)を経て箱根湯本へ下りるコースやっぱり2時間程度の入門向けコースを合体させた。合計は徒歩4時間、たぶん初級向け程度。それに乗車駅着で終わるのは便利である。。

今回は奮発して、往復ロマンスカー利用♪ 箱根湯本駅からはタクシーに分乗して畑宿まで(路線バスも走っている)。畑宿バス停横でトイレ利用。この先このコース上には、トイレは無い。しばらく車道を歩き、看板から山道に入る。さほど厳しい道ではないが、ちゃんとくたびれる登りである。

飛竜の滝は、写真で見たより水量が少なかった点と、実は手前で遠望できるポイントがあり、近くでは1段しか見られない滝を、2段とも一緒に見る事が可能だったという事を後から知った=見逃したという2点の残念が残っているので、必ずリターンマッチする!(時期未定)

滝ギャラリー 当日の、秋の飛竜の滝

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湯坂路
ここから湯坂路

飛竜の滝の後は、続きの山道を登る。一登りで湯坂路への分岐。この先は尾根道で鷹巣山。ピークからの下りが濡れた赤土が丸出しで滑りそうで怖かった記憶が残る。千条の滝へは、下りだ。ホントに山をどんどん下りていく。一山下りた気がした。

千条の滝は小さなかわいい滝だ。とても人が多かった。

さて続きだが・・・登りだった(−−;
そりゃーあれだけ下りたのだから、やっぱり登るのだよ。ちゃんとアップダウンのある2つのコースを合体しちゃったんだなぁ。登り、基本に従いゆっくりゆっくり歩いた。けどやっぱりくたびれたなぁ(−−;;

記念写真 浅間山頂

浅間山(せんげんやま)山頂は広くて先客もたくさん居た。芝生でお弁当広げた。そしてゆっくりしすぎないで出発!

この先は城山、湯坂山を経ることになるが、この先は地図ではひたすら下るように見えるし、実際そうだった。歩きやすい尾根道が続いてさぁ、最後がきつかった。にわかに傾斜が増すとともに、石畳の下り道だ。健常者も皆、ヒザの痛みを訴える、をっ!私も今ヒザが痛くなってきたと思っていたところなのだよ、それって私も健常者レベルになったって事?

たまらず皆道端で休憩となるが時間には充分な余裕がある。下山して国道1号に出た!

完璧っ!完璧予定通り6時間後の山道脱出であった!勝った!

ついに勝ち!宣言をしたのだった。

立ち寄り湯 ところで下山後すぐの道中にも温泉があるが、駅に近いほうがいいだろうと最初から予定していた「かっぱ天国」で温泉に入った・・・けど、「かっぱ天国」は駅から坂を上らねばならず、登山後の脚だと、さっきの温泉入ればよかったと後悔したのだった。

温泉後はギリギリまで駅のそばの土産店で買い物。名物の揚げかまやビール買い込んで大行列の切符売り場窓口を横目に、まっすぐ指定席に乗り込み帰路につくのだ。この日のビールの味は最高であった。

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● 今回の教訓

  1. 計画の際には、等高線を確認しましょう。
  2. スニーカーは長い下りでは、つま先が痛くなるらしい。(R氏実証)
  3. ↑ 前回の教訓は生かしましょう。
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