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神奈川県

弘法山 めんようの里(入門編)

2002.02.10(日)  入門向け  徒歩3時間  標高244m  駅発駅着 眺望良し 立ち寄り湯
ひつじ
ひつじさんに会える

前回「飛竜の滝」ハイキングの勝利に調子に乗り、ここで一気にレベルアップをー!・・・と言いたいところだが、やっぱり年末年始は忙しい。次のお出かけは3ヶ月ぶりだった。(^^;

3ヶ月ぶりだし、厳冬期凍結の心配の無い場所ということで、軽〜く入門向け徒歩3時間程度の、神奈川弘法山のハイキングコースを歩く事にした。浅間(せんげん)山→権現(ごんげん)山→弘法山→そして吾妻山と、低い山を尾根伝いに縦走してゆくハイキングコースだ。標高は最も高い権現山で244m。

小田急線秦野駅から歩き始めるこのコース、秦野駅が近付いてくると、電車の車窓右手にこれから歩く山並みが見える。

駅を出て、太い道路から路地を入り、名水100選のひとつ「弘法の清水」というところに寄り道(説明板と小さなお社っぽいのが設けられている。現在は飲用には適していないそうだが、ひしゃくとコップもあった。場所がわかりづらい)。

ふたたび太い道路に戻り、車道沿いを地図を見ながらしばらく歩くと、弘法山公園入口の大きな看板が現れる。そこからいきなり山道に入る。いきなりの急な登りは、ゆっくり歩いてもやっぱりくたびれる。でも「きついのはこの区間だけ」って、某ガイド本に書いてあった。終わったぁ!最初の浅間山!今日はこれで戦いは終わり。

展望台
権現山の展望台

浅間山ではたった今歩いてきた車道を見下ろし、なかなか良い気分。水分補給し、記念写真も撮り、続きをゆく。次の目標は権現山。なだらかな道・・・って思っていたら、シッカリ登りじゃん!心の準備が無いと、ダメージは倍だ。某ガイド本の、ウソツキ〜って文句を言いながら階段登るが、ほどなく終わる。それでもって、キツイ登り区間は、この先は終わりまでもう現れなかった。

権現山には展望台も設けられており、曇りの天気だがそれなりな展望が。

あとは非常によく整備されたハイキングコースだった。トイレは随所にあるし、案内版もある。

めんようの里ではひつじさんに本当に間近出会える。東京から遠くない場所とは思えない景色。・・・ところでこの辺で雲行きが怪しくなり先を急ぐ。

ひつじ
ひつじさん

弘法山(標高237m)で、昼食。今日はゆとりあるスケジュールだったので、ふたたび山頂珈琲カップラーメンまで準備。すぐそばにトイレもある。寒い中幸せな昼食・・・の筈が、北風ビュービュー吹き想像を絶する寒さ!はじめてサバイバルシートが役にたってしまう。それでも寒い!!食べるだけ食べて、すたこら山頂から退散し、先へ。この先はなだらか〜な山道の下りで吾妻山に至る。吾妻山からふもとの鶴巻温泉までは近かった。

記念写真 吾妻山頂

結局鶴巻温泉まで、ずっと雪は舞い続けた。公共の温泉施設を利用したが混雑が激しくて休まらなかったので、次回があるなら道中見かけた旅館の日帰り入浴を利用させてもらおうと思う。

徒歩で小田急の鶴巻温泉駅、頻発する急行電車で帰るのだが普通の通勤電車感覚(だって、千代田線に乗り入れている車両なのだからいつも乗っている地下鉄と同じなのだ)で座れず、雑談しながら帰った。

ハイキングというほど、歩いた気がしなかった。ヒザも痛くならず、余力満々。歩き足りない。

という訳で自分としては、このひつじハイキングをもって入門者卒業初級者の仲間入りを宣言したのであった。

〜 山レポ入門編 : end

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● 今回の教訓

  1. 山(特に冬)では「防寒着もう一枚」
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