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ハイキング 西武線成長日記 ←弘法山お中道→
埼玉県 秩父

伊豆ヶ岳

2002.03.21(祭)  初級向け  徒歩3時間35分  標高851m  駅発駅着 眺望良し

データ

伊豆ヶ岳(いずがたけ)」は、初級向け3時間35分。ちょっと短めかな?標高851m。正丸駅発着という事で交通至便、手軽に楽しめる山として人気のコース。伊豆ヶ岳といえば、山頂直下の鎖場「男坂」が有名だが、男坂は落石の危険があり通行禁止との事前情報有り。女坂を登れば頂上は踏める。

 
正丸駅にて
正丸駅到着。
朝から子供達は楽しそう・・・

アプローチ

池袋08:15発快急西武秩父行き乗車。正丸駅には09:43到着。駅の改札の外には売店と綺麗なトイレ有り。トイレを済ませて09:53、駅を出て右手にある、「入口」の階段を下るところからこのハイキングは始まる。

最初は細い舗装路を歩く。緩やかに登り道なためか、10分も歩かずに、上着を脱ぐため停まる。そしてものの15分後、大蔵山分岐のちょっとした広場と椅子。椅子があるとすかさず子供は座る、予定外にいきなりまた休憩。帰りにはここに下りて来る、という分岐だ。●正丸駅〜大蔵山分岐 25分。

舗装路
最初は舗装道路
きつい、階段
正丸峠へ。最後は、きっつ〜い階段

もう少し舗装路をすすめると、いよいよ山道に突入する。さて、山道なのだが、けっこう角度ある登りが続く。そして、行くほどに、石や倒木がごろごろと道に現れ、足場が悪い道が続くのだった。

登り道
正丸峠へ。登りの山道。足場悪かった。

けっこう、くたびれる・・・というのに、最後に、また、きっつ〜い階段がある。手すりはあるが、階段の高さ分、足をもちあげるのに、足が、重かった事。

この階段だけ最後に頑張れば、ライダーにはおなじみの正丸峠に到着である。11:00到着した。●大蔵山分岐〜正丸峠 43分。

正丸峠には茶屋がある。 トイレは、茶屋に入れば借りることができるであろう。しかし、外には公衆トイレなどは無い。茶屋で休憩予定が無かった我々はトイレを利用しなかった。でもこのルートではこの先トイレは駅に戻るまで無いので心配な方はここで茶店に入るしかない。 峠というが展望が開けるわけではない。道端で休む。階段があって元気な人が二人ほど登っていたが、ちょっと登ったくらいで展望は開けたのだろうか?

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尾根のはずが、階段
尾根のはずが、階段

11:16歩き出した。ガイドブックによれば、この先は大きな起伏もなく歩きやすい尾根道だというので、すっかり油断して入った・・・ら、そうでもない。そりゃーさっきの登りに比べたら楽だけど、ときに坂あり、ときに階段あり、そんなに楽ではなかった。覚悟が足りなかった。

途中、小高山、五輪山と、ちょっとしたピークを越える。そのたび、ちょっとした広場と椅子で小休憩をとりながら進めた。五輪山を出て数分で、男坂のふもとに出る。

女坂
女坂。下を見下ろす。

男坂。は落石危険、通行するなと書いてあるが、はるか上の方を通行している人がいた。

我々は女坂を行く。が、これがまた、けっこう距離も角度もある登り道である。約10分、黙々と頑張れば、だんだんと展望も開けてくる。12:13、伊豆が岳の頂上に到着した!●正丸峠〜伊豆が岳 約50分(道中休憩10分差し引き)

伊豆が岳851M
伊豆が岳頂上

伊豆が岳山頂は、ちょっと横長に広い感じ。数グループかお弁当を広げていたが、まだ、我々もお弁当を広げる場所は充分あった。木のスキマからの展望もよい。

記念写真 伊豆ヶ岳山頂

ところで・・・ここで昼食中、姪のリュックから文鎮が発見された・・・なぜ? (−−;

 
男坂
見上げる、男坂。
急な下り
まだ続く、急な下り

13:06 出発。登りのたいへんさに比べたら、下りは楽である。女坂を下りて、ふたたび、男坂を見上げる場所に立つ。一枚、記念に写真など撮る。

ここからは往きとは違う道を下る。比較的なだらかな下りで、談笑しながら歩いていたが・・・さて。頂上から20分くらい来ただろうか。前を行っていた同行者が停まっていた。何で停まっているのかと不思議に思うも、その場まで行くとわかる。道が終わっていたのだ。・・いや、そんな筈は、無い。と、自分で打ち消して道を探す。でも、たしかに道は今ここに来た道しか無いのだ、左は急な斜面で、道ではない。を。

行き止まり?
道は終わった。
急な下り
ロープと木を伝いながらの下り
大蔵山分岐
戦い終わって(笑) 大蔵山分岐

その時目に入ったのは、その急な斜面を、這うようにして登ってくる、ハイカー達であった。こ、これを下るのかーっ!!

軽くショックを受けつつ、ここしか道が無い(いや、道じゃないんだけど)のだから仕方が無い。手にもっているものをしまい、軍手で坂に挑むのだ。ロープが張ってあった。それに木の根っこも這っており、思ったよりは足場も、あった。

青ざめた人たちが登ってくる。「いや、こんなのはここまでですよ。」と言う。(続けて「この先は楽です」と言いかけたが、女坂のしんどさを思い出して、黙る。)

終わったかと思っても、また急な区間が続き、どんどん、高度を下げる。(ちょっと、アスレチック気分で、面白い・・・、とか思えてきた。)あっという間に下り終ってしまった。

なだらかになり、右手に細い小川の流れを見ながらしばらく歩く。そして、往きにもちょっと休んだ、大蔵山分岐に14:11到着した。●山頂〜大蔵山分岐 約1時間5分。

梅
梅が、綺麗だった

分岐では、お茶を出して、みんな、座ってちゃんと、休み。14:23歩き出し。あとは、来るとき歩いた、なだらかな下り道を歩くだけだ。この先は、おしゃべりしながら、ウメの花など眺めながら、とってもだらだら歩いた。●大蔵山分岐〜正丸駅22分

帰り道
帰り道

14:45正丸駅に戻る。トイレに行ったり、椅子に座って、ゆっくり休んだ。15:18発の飯能行に乗り帰路についた。乗り換え後も余裕で座れて、熟睡するうちに池袋に着く。池袋には17:00頃の到着だった。

今回は、短いけど充実した、面白いコースだと思った。どうして、短いのに入門向けじゃなくって初級向けなのか、よくわかった。ちょっと歩き足りない感じもしたし・・・次回は、ちょっと軽めを選べば中級向け行けるかな???

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● 今回の教訓

  1. やっぱり、要・軍手。滑りにくい靴。
  2. 春の秩父は、花粉症対策。
  3. リュックに文鎮を忍ばせてくるのはやめましょう。
 

会計データ

大人一人 1300円

(内訳) 電車代 池袋−正丸 往復のみ (弁当、飲み物持参。温泉無し)

 

参考資料:るるぶ情報版 首都圏からのハイキング 01〜02

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