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東京・神奈川

景信山〜陣馬山(前半)

2003.04.29(祭)  初級向け  徒歩4時間20分  標高857 m  眺め良し
陣馬山頂の白馬の像
陣馬山頂のシンボル、白馬の像

データ

今回の目的地は、陣馬山(じんばさん)。標高857m。高尾山からの縦走コースが有名だが、高尾山から登ると陣馬山は(我々初心者には)ちと遠い。今回は途中の景信山(かげのぶやま。標高727m)から登り陣馬山への縦走路を行く事にする。計算では徒歩4時間20分。初級向け

陣馬山の山頂に立つ白馬の像、広い草原の山頂、360度の展望も見事だそうで楽しみである。茶店もあるというので食事は現地調達のつもりで、軽くオムスビ持参で出発。

 
青い花
明王峠で見た花

アプローチ

東京06:30発のJR中央線特快高尾行きはハイカーの多い電車である。新宿乗車では運が悪ければ座れない。しかし、ハイカーばかりではないので、道中座れる場合もある。

ちなみに、新宿から高尾は京王線も走る。JRと、さほど変わらぬ所要時間、安い料金は魅力だ。今回は、08:00高尾駅発のバスに乗車予定だったので、07:00新宿発07:47高尾着の京王線利用も考えたのだが、・・・天気の良い休日となれば、高尾駅のトイレは混みそうである・・・。という訳で今回の往路は、07:31高尾着のJRを選んだ。

高尾駅で、到着ホームから改札のあるホームへ渡るのだが、階段の途中から女性達が走る! 何かと思えば、その目的地はトイレだった! あっという間に10人以上の行列ができた。早めに来て正解。高尾駅のトイレは個室が3つ。もちろん水洗なのに加えて、なんとお客様サービスという事でトイレットペーパーがあり感動した!

さて、聞いた話だが、我々が並んだ改札内のトイレ以外に、JR駅北口改札の外にもトイレがあったそうだが、私は未確認、詳細不明。あるのか無いのかも不明。

満員の車中
バスは満員!

高尾駅北口の2番バス停に到着したのは07:45。バス停は駅前左手すぐだが、電車到着から15分かかった。バス停はさほど混雑していなかったが、発車の頃には長い列が。08:00発 小仏行きバス乗車。バスはまるでラッシュの通勤バスのようだった。さすが、晴天のゴールデンウィーク、さすが、メジャーコース。

▼バス時刻表
 ・・・ 京王バス-navi.com

終点小仏バス停には08:20着。バス最後尾に座っていた我々は、降りるまで時間がかかった。バス停はバス転回場だ。バス停にトイレ有り・・・だが、いわゆるイベント用の仮設トイレが一つポツンとあるのみ。水洗でないし、ペーパーも無いし、ちと臭う。はっきり言って非常用だ。(トイレは高尾駅で済ませましょう。)

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車道から入口
ここが景信山の入口。
登山道
森林の中、登りは続く。
入口標識
入口に立つ道標 。
入口の階段
この階段を上る。

コース

8:28歩き始め。最初は、ここまでバスに乗って来た1.5車線程度の細い車道の続きを進む。車道はやがて登り道になる。中央道を眺めながらヘアピンカーブをいくつか登ると、右手に景信山の登山口がある。 ●ここまで徒歩約10分程度。

さて、ここから、山。この階段は最初だけだが、その先も、“急”というほどではないが、けっこう角度ある登りが続く。よく整備されて、訪れる人も多い登山道なので足場も良いし、不安も無いが、森林の中、山頂まではず〜っと登りが続く感じなのでけっこうシンドイのだ。マイペースをキープして、途中ベンチやちょっとした広場はあるので適度の休息をとりながら登るのがよさそうだ。

ちなみに、4月終わりの晴天の登山は、けっこう暑い。登山道入口から10分もたたずに上着を脱ぐ。山なので、薄手でも長袖が良さそうな気がしたが、この暑さでは・・・半袖になった。

ずっと一本道で登ってきた感じが、ちょっと広いT字交差点につきあたる。左、景信山、右、小下沢の道標。登り、おおよそ2/3地点だ。標識通り左を選択し、続きを登る。終盤は、時々背後に開ける展望を振り返り振り返り、階段を登る。

9:35トイレに着く。綺麗で有名な、景信山山頂一歩手前トイレである。もう山頂は目と鼻の先。トイレは、なんと水洗で、トイレットペーパー有り。とても綺麗。個室は2つ。

09:38、景信山頂到着。山頂は広く、2ブロックくらいに分かれている。茶店もあり、椅子もいっぱいある。茶店は天ぷらや饅頭、漬物やなめこ汁などを売っている。ここで宴会する人もいる。展望は・・・ちょっとガスっており、地上方面は、イマイチ。山桜があり、花びらを舞わせていた。地面はうっすら、桜のじゅうたんだった。●景信山入口〜山頂50分。(道中5分程度の小休憩1回+トイレ休憩5分差し引き)

景信山頂の花 景信山頂風景
見上げる山頂は、新緑と花で色とりどり
山頂の一角、茶店と椅子
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尾根道スタート
遠くの山々を眺めながら歩き出す

09:58景信山頂出発。記念写真も撮ったりして、20分ほどの休憩だった。道標が整備されて迷いようも無い。陣馬山へ向けて歩き出す。前方に山々が望めて、爽快。

ここからは尾根道歩きである。かなり楽な気分、森林浴を楽しみながらハイキング気分で軽いアップダウンを次々こなす。さすがメジャールート。たくさんの人とすれ違い、抜かれる。短パンで走っている人もたくさんすれ違うのだ。(−−;)

わらび?
道中みつけた、山菜(?)

この道は「関東ふれあいの道」の「鳥のみち」コースだそうで、道中鳥の案内版が何度か現れる。道標や距離を記した石なども置かれて、迷わず、不安にもならずに歩ける。

分かれ道
分かれ道。たとえばこれは明らかに左が巻き道。

さて。途中で気付いた事がある。道が分かれる。それも何度もだ。これはたいていは「ピーク」か「巻き道」かの選択らしい。しかし、どっちがピークでどっちが巻き道か、どっちが近道でどっちが遠回りか、わからない場合がある。途中常連さんっぽい人が、「ここは右を行けば3倍時間かかる」と言って左を選択したのを見て、すかさず左へついていった場合もある。・・・こうなると、賭けだ。でも、たいていは左が巻き道のように見えた。(保証の限りではない。)

案内版
堂所山案内板

途中堂所山なるピークがある。これは予定コースに入っていた。標識もちゃんと現れる。右を選択すれば堂所山、左が巻き道。をを。見るからに、堂所山はしんどそうだった。当日は7人のパーティであったが、5人はすかさず左を選択した。(こ、この、軟弱者〜っ)
私を含む2人のみ登ったが、登っても特に展望が開ける訳でも無し、面白いものではなかった。下りてきた合流地点には、巻き道の5人がとっくに待っていた。5分くらいは休んだ気がしたそうである。●景信山〜堂所山下りた地点まで60分(堂所山経由)。

後半へ続く)

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