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ハイキング 中央本線成長日記 ←前半美ヶ原→
東京・神奈川

景信山〜陣馬山(後半)

2003.04.29(祭)  初級向け  徒歩4時間20分  標高857 m  眺め良し
展望
尾根筋の道中でひらける展望

前半より続く)

そこからさらに尾根歩きは続く。たまに景色も開けて、新緑と山桜が美しい。途中、底沢峠通過。ここから今日の終点である、陣馬高原下バス停へ下るコースがあるが、今日は陣馬山へ行くので、道標のみ確認して直進だ。そして道は続く。つらい道のりではないので、おしゃべりを楽しみながら・・・しかし、しかしこの区間は、長く感じた(−−;

次の目標地点は明王峠。景信山からほとんど尾根道でコースタイム1時間10分というデータを持っていたので、休憩無しで一気に歩く予定にしていた。しかし、実際には11:18明王峠到着。1時間20分かかっている。長い気がした訳だ。これなら途中、一度休憩を挟むのだった。(注:私は体力向上が目的ゆえ、ほとんどは巻き道を選ばずピークを越えた。適度に混ぜる、または全部巻き道を選んだらもっと短縮できたり、楽だったりするのかも?)●堂所山下りた地点〜明王峠まで、20分。

明王峠
明王峠

明王峠は、茶店がある。茶店というよりは売店という感じか。キーホルダー系お土産、ジュースにビール、まんじゅうにみそおでん・・・という感じ。 展望もひらける。階段(?)に腰を下ろして、おやつ(?)の、おむすびをほおばった。

ちなみに明王峠にもトイレはある。個室二つと男性用が、あるけど、あまり綺麗でない。緊急でなければ、次のを利用したい感じだった。

たっぷり20分の休憩をとって、11:40明王峠出発

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尾根道階段
階段。陣馬山頂も近い。

次なる目的地は陣馬山頂。徒歩60分とある。が、さっきの区間の教訓から、気合を入れて臨む。

しかし、覚悟が現実を上回ってか、この区間は楽だった。さきほどの区間のような歩きやすい尾根道がほとんどだ。そして、巻き道もあるので、慣れているっぽい人にはついて行って吉である(保証の限りではないが。)(道を熟知している人がよく歩いている)。終点が近くなって階段が少しあるが、厳しい階段ではない。12:20陣馬山頂に到着した。予定より20分も短かかったではないか。拍子抜けだった。●明王峠〜陣馬山頂40分。

陣馬山頂は、広い。美しい白馬の像にもお目にかかれて、感動だ!しかし・・・すご〜い人だった!どこに座れば良いのだ?そして、風がかなり強かった。砂埃が舞う、舞う。

記念写真 陣馬山頂

あっちこっち、展望は良いし、茶店も何件かあったが、落ち着ける雰囲気ではなかった。ようやく山陰の斜面になんとか座れる場所を確保して、持参した食料を分け合って昼食とした。

さて、問題はトイレである。立派なトイレがある。個室は3個、泡洗浄。ペーパーあり。だが・・・女子トイレは、長蛇の列だった。やむをえず、並ぶ。結局、用を足すまで、30分かかってしまった。(−−;

広い芝生もあり、団体さんがマイクで盛り上がっていた・・・四方の展望のみ早足で見てまわり、砂埃から逃げるように山頂を後にする。

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下山開始
陣馬山頂から和田峠へむかう

行列のトイレを右手に見ながら、また素晴らしい景色を堪能しながら、下山を開始する。13:20陣馬山頂出発。

しかし、展望が開けているのは最初だけ、この後すぐ、階段が始まる。この階段、ナナメになってしまっており、足を下ろす場所が尖がっている・・・、非常に歩きにくい。

下り階段
和田峠まで、ほとんど階段

その後、階段はまぁ歩きやすい普通の階段になったりするのだが・・・・ずっと、階段である(−−;
和田峠まで、ほとんど階段。「下りでよかった」と、内心思った。

ちなみにである。陣馬山頂から和田峠は、閉鎖中の陣馬高原山の家を通る巻き道があり、そちらの方が傾斜が緩く、下りやすいとガイドブックにあるが、そちらは通らなかったので、詳細不明。春は桜のトンネルだそうで、4月中旬なら断然、そっちのルートかも!? ●陣馬山頂〜和田峠15分。

13:35。和田峠は、陣馬街道の駐車場である。茶店もある。ここに車を止めて登れば、陣馬山頂もあっという間、という訳か。トイレもある。仮設トイレ風の個室が二つ。

陣馬街道
車道はこの細さ

和田峠から先は、舗装の車道である陣馬街道をひた下るだけだ。下山後に乗車予定のバスは、一時間に一本。を!? 14:15発のバスに、ギリギリ間に合うかもしれないぞ!? ・・・そう思って休憩らしい休憩もせず、かなり急ぎ足の下山を開始した。・・・のだが、後でわかった事だが、この区間は3.7kmあったのだ。いくら舗装の下りとは言え、40分では、ちと無理がある。車が通ると避けねばならぬ細い道だし、途中展望も開ける場所もあるし、ここは60分はみたいところである。●和田峠〜陣馬高原下バス停 早足で 48分

ちなみにである。和田峠から陣馬高原下バス停まで、ハイキング装備で舗装路を4kmちかくも歩くのは、けっこうしんどい。ヒザにも負担である。でもバスは麓までしか無いし・・・。
この区間なんとかならぬものかと思うも、私のお手持ちの地図では、陣馬高原下バス停からのハイキングコースは前述の底沢峠(堂所山と明王峠の途中)に向かう2.8kmのみ。陣馬山はカットしての直行ルート、しか、無い。と、思っていた。が、和田峠から車道を下りて来る途中、写真のような標識と入口をみかけた。
↓↓↓

ハイキングコース入口
陣馬山新ハイキングコース 入口

写真手前の道標の正面には「←陣馬高原下バス停1.3km/和田峠2.4km→」、向こう向きに「陣馬山山頂1.9km→」とある。写真右奥には「陣馬山新ハイキングコース入口」とあり、案内版もあった。

当日は先を急いでいた為、案内版を確認しなかったが、このコースを通れば和田峠までの車道2.4kmをパスして陣馬山頂へ行けるという事か!?・・・これに該当する道は、残念ながら私のお手持ちの地図には載っていない。今度の機会があったなら、このコースを利用する事を考えたい。

14:22陣馬高原下バス停着。バス停横に売店がある。バス共通カードを持っていない人はここで乗車券を購入する。バスの待合所があり、屋根と椅子がある。バス停バス転回場にトイレ有り。水道有りの綺麗なトイレ。ペーパーは無かったような(?)。

バス停では数人の係員さんがおり「臨時バスが出ます」って案内をしていた。が、バス停で時刻表を確認しても、次のバスは15:15。臨時バスなんて話、どこにも書いていない。そんな訳で質問したところ、臨時バスは、オンシーズンの休日、人が溜まってきたら状況にあわせて運行するのだそうである。なんと気の利いたサービスではないか。ラッキーである。

という訳で、我々のバスは全員着席100%の乗車率で14:50に発車した。・・・しかし、“落ち”がついた。出てすぐに、バスは停まってしまった。この先道が細くて、すれ違いが不可能なので、到着するバスを待ち合わせるという。そして、バスが発車したのは結局15:07だった。定刻とあんまり変わらなかったりして・・・(^^;

ともあれ、すれ違い待ちの間から寝られたので良しである。たっぷり寝た気がして、目が覚めたらもう、市街地だった。目的地だった終点京王八王子は、そろそろか?と思ったら流れたアナウンス、「次はJR八王子駅」。えっ?JR八王子駅も通るんだったの?調査不十分で知らなかった・・・、皆、JRの方が帰りが楽だったので、急遽、JR八王子駅で下車。16:00頃の到着だった。

八王子駅では、下山途中からの念願だったアイスコーヒーと、お昼ごはんがとても軽かったので、ハンバーガーも食べて、中央線特快に乗れば約40分で新宿である。新宿通過は、17:30頃だった。

 

会計データ:大人一人 交通費 1920円
(内訳)
電車代JR利用 新宿→高尾 540円 八王子→新宿 460円
バス代 高尾→小仏 220円 陣馬高原下→JR八王子 700円(京王八王子までも同額)
昼食はオムスビ持参で参入せず。

※往復とも京王線利用であれば、片道350円(新宿から高尾までと八王子まで、同額)なので300円安くなる。

 

参考資料:るるぶ情報版 首都圏2 首都圏からのハイキング  '01〜02 ほか

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