2003.12.29(月) |
冬は、バイクはオフシーズンである。特に山間部などは、凍結が怖くて・・・。怖いもの知らずの昔は何度も足を踏み入れ、何度も無事に駆け抜けたものだが、長く乗っていると無事でなかった事も体験したりしてしまったりもして、もう、怖くてなかなか近寄れなってしまった。年とったんのかな?いやいや、学習機能が正しく働いているという事で・・・(^^;
西湘バイパス、青い海! |
そんな季節でも、どーしても、ちょっとでも、ワインディングを走りたいという、諦めの悪い人のために西伊豆の海岸線を以前紹介したけど、今回紹介するのは、もっともっと、思いっきり割り切ったルート。
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久しぶりにバイクに乗って遠出すると、走りながら青い海が見える、それだけで、超ハッピーになれてしまう。
交通量が多いメジャールートを海を見ながら、だらだら走るだけ。・・・・年寄り向けか??いやいや、凍結を恐れながら山間部を走るより、よっぽど精神衛生上もよいし、実際気持ち良い道だ。作者は、もう、何回走ったか???
厳冬期。年に一度は東伊豆の車の多い海岸線を、海の幸目当てに、海を見ながらだらだら走っている。
たいてい2月に走るルートだが、今年はあんまりにも走る機会に恵まれなかったため、年末の正月休みの一日を出かけてきた。
12月だけど今年は暖かいし、あわよくば片道は伊豆スカ経由・・・などと淡い期待をしたが、2日前に東名高速が通行止めになるほどの雪が降ってしまい、例年通り海岸線往復のみとなった。案の定、道中の電光掲示板には、「スカイライン積雪チェーン装着」の表示が(^^;
・・・まぁこれは予想した事態なのでよかったのだが。
今回の発見!
正月休みに入ってしまった箱根伊豆(この辺)は、むちゃくちゃ車が多いという事!
いつも混雑する道だが、今回はそれどころの問題ではなくて、すごい量の車!!この日の一般道は、半分以上車の横をすり抜けて通ったと言っても過言ではない。車の人には、気の長〜〜〜い人以外は、おすすめしない。。。
このコースは有料道路と一般国道がほとんど並走しており、好きな方を走れる。全体的にどちらが速いか、どちらが気持ちよいかというと、圧倒的に有料道路。ほとんどは海沿いが有料道路で、ずっと海を間近に感じながら疾走できてしまうから。
まず西湘バイパスに向かう。東京からなら第三京浜、横浜新道、R1経由が順路。途中、新湘南バイパスを経由するとかなり時間短縮になる。
当日の作者は、東名高速 海老名SA発だったので、東名は厚木ICで下りて、R129を南下して海に出た。R134は、いきなり渋滞で、すり抜け。R134を行けばそのままR1に入り、西湘バイパスに入る。
約15km。大磯西〜石橋 \250 (大磯〜箱根口ならば\350) 自動車専用道路 ハイカOK
左手に海が広がり素晴らしい開放感が味わえる!右手前方には、富士山も見え隠れする。道が真っ直ぐなせいか開放感も手伝って、アクセルを思いっきり開ける人がたまに居る。そういう人達のためか、白バイさんやパトカーを良く見かける道でもある。
国府津ICの先にある、西湘PAは、たくさんのバイクが集まる場所で有名。海も綺麗なので時間があれば立ち寄るべし。早川ICで箱根口への道を分け、南へ向かう。終点は石橋IC。
新道 8.3km 210円 旧道 9.1km 150円 ハイカOK
文字通り、真鶴半島の根元を横切る道路。有料区間は、新道と旧道があり、さらに無料の国道(こちらは10kmちょい)がある。有料は新道が速い。無料の国道は、片側一車線の細めの二車線道路で少々曲がっているが、必ず車は居るのでワインディングを楽しめるかというと、そういう感じではない。出口は湯河原。湯河原から右を選択すれば箱根方面へ登っていける(湯河原パークウェイ or 椿ライン経由)。
7kmくらい 150円 ハイカ不可
この辺の有料道路の中で、作者的になんとなく、一番お得感が高い気がする道。金払う価値ある気がする。なぜかこの道は空いている。本当に海辺を走るため、気持ちよい(波が高いと通行止め)。あっという間に熱海。
熱海では、いつでも渋滞になる。熱海の町を抜けるのに、いつも少々難儀する。その先は道なりに、左手に見え隠れする海を眺めながら、いくつかのトンネルや町を抜け、ひたすら国道を南下するだけ。
これは、はまぐりの釜飯 と サザエ味噌汁 |
今回は、何年か前に友達につれてきてもらった、川奈の海女の小屋の味噌汁目当てにきた。ちなみにこの店は、ライダーにはお馴染みの場所らしくて、海女の小屋で検索したら、ツーリングのレポートばかり引っかかる。(^^;) 場所的に伊豆箱根と組み合わせるのに手ごろだからかな。。。今回、初めて釜飯もある与望亭に入った。美味しかったので紹介ページを作った。行き方もこのページに。
ちなみに与望亭では、海を見ながら食事ができる。
川奈の手前は、ハトヤでお馴染みの伊東だし、川奈へ下りずにちょろっと走れば伊豆高原ももうすぐ。毎年来ては、いろいろな昼食処を巡ってみるのも楽しい。
途中いくつか伊豆スカイラインへ登る道があるので、厳冬期でなければ、帰りは伊豆スカ経由箱根だよね!でも今日は厳冬期のツーリングとしてのご紹介。帰りは、キツイ腹をリラックスさせながら、車の流れに身を任せながら、右手に開ける真っ青な海を眺めながら、だらだら帰路につく事をお薦めする!この、帰りの道路から眺める海の方が、なぜか、行きに見る海よりも青く美しく見えるのだ、私には。日の光の加減なのか、気のせいなのか。
・・・しかし、今回の年末ツーリングは、このR135からずっと渋滞で、ず〜〜〜〜〜〜〜っとすり抜けだったので、いつもの心地よいだらだらした午後は愉しめなかった・・・。普通の2月の週末はここまでは混んでいないので、年末より断然2月をお薦めしておく。
そして、時間短縮も兼ね、帰りは小田原から小田原厚木道路に乗って東名に乗れば、東京まではあっという間。
この日の走行距離 275km
(それにしても、この日の渋滞は本当に凄くて、特に小田原は海の方から箱根口へ向けて大渋滞だった。小田厚からも箱根口へ向けて大渋滞だったし・・・あの車達は箱根に日があるうちに入れたのだろうか?)