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滝
福島県 猪苗代町

達沢不動滝

2004.05.08(土)  難易度2  好感度b  男滝落差10m
砂利道
滝へ向かう砂利道。

達沢不動滝(たちさわふどうたき)

「安達太良山系船明神山に源をもつ不動川にかかる名瀑で、滝元には不動尊を祀っています。
岩肌に沿って水がスダレのように流れ落ちる勇壮な男滝と、その西側にひっそりとたたずむ優美な女滝が好対照を見せています。鬱蒼と繁る樹木に囲まれ、ふだんは荘厳な雰囲気が漂っていますが、新緑と紅葉の時期は特に美しく、多くの見物客で賑わいます。」猪苗代町 (現地案内板より)

達沢不動滝は二つの滝があり、男滝は落差10m×幅16m、女滝は落差20m。現地の近くは未舗装の道路あり。徒歩5分〜10分程度のお手軽滝だが、美しくテレビにも出たので人気が高い。女滝に近寄るには長靴が必要。以上がインターネットなどで見つけた、事前情報だった。

滝ギャラリー 男滝女滝

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アプローチ

最寄ICは、磐越自動車道猪苗代磐梯高原IC。国道155を土湯峠に向けて北上する。16kmくらいで母成グリーンライン方面へ向けて右折、県道24に入る。県道24に入ったら、1kmも進まないくらいでまた右に曲がる

右折ポイント
ここ!この交差点を右折する。

(←右折ポイントの写真。)
しかしこの右折ポイントには、目立つ道標や標識などは存在しないと思われる。今、写真で見たら、横断歩道がある。。。

我々は一度見落として通過してしまった。通過した先、写真にも写っている集落は中ノ沢温泉街だ。温泉街に入ってしまったら行き過ぎ。

ここだけ間違えずに入れたなら、この先には「達沢不動滝」への道標、看板、しまいに道路標識まで、とっても親切に現れるので、問題無く到達できる筈だ。

右折ポイントから先の道は、太くなったり細くなったり、しまいにだんだん心細くなり最後の1kmは砂利道。計 5.4kmだった。

砂利道は、狭いし、少々凸凹はあるが固めの路面で勾配もなく、普通乗用車でも特に問題無く通行できた。

※参考:今回の旅行のルートマップ。やや広域なマップだが、周辺の各ICとの位置関係と道順は確認できる。

駐車場
行き止まりの駐車場

駐車場

10:10頃、行き止まりの駐車場に到着。普通に停めたら10台くらいのスペース、けっこう車が居る!ギリギリで停めた。こんなに混んでいるとは!

現地でわかったのだが、釣り人と、三脚と長靴もったカメラマンが、お客さんのほとんどを占めていた・・・。しかし、ちょうどタイミングも悪かったようで、小一時間後の、帰る頃の駐車場には余裕があった。

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滝までの道
滝までは歩きやすい道。

徒歩情報

鳥居をくぐって遊歩道(?)に入るとわりとすぐに、右手に水飲み場が、左手にはトイレがある。でもトイレは、女性としては、(もし可能なら他所のを利用したいかな)・・・というくらいのトイレ。

遊歩道は、沢沿いの緑が気持ちよい、ほぼ平坦な歩きやすい道を、5分も歩けばお不動様の鳥居の前に到着する。鳥居越しに、右手には男滝が、左手には女滝が、見えちゃう。・・・ほんとに手軽だった・・・。

長靴は必要か?

普通に、お不動様の前で写真を撮ったり滝を眺めるぶんには、長靴は不要であるし、ここまでならハイヒールで来たって何の問題も無いと思われる。

しかし、女滝に近付こうとするなら、男滝の下流の流れを渡る必要がある。で、それがどのくらいの流れかというと、

川を渡る
浅いところを選べば、こんな感じだった。
「長靴着用なら安心」の図。

器用な男の人なら、岩を踏んだりジャンプしたりして、長靴無しでも、なんとか渡れるくらい。」(はまる可能性あり。でも、転ばなければせいぜい靴と靴下とズボンの裾が濡れるぐらい。)

ちょっと どんくさい女の人(私だ)なら、浅い所を選べば、婦人用の普通の長靴で、不安なく渡れるくらい。」「でも、長靴無しには、無理。」

・・・当日はその程度だったとお伝えする。

※ ただし流れの状態水量により大きく異なると思われるため、もしも川を渡る場合にはあくまでもご自分の判断で事故の無いように渡りましょう。

特記事項

当日たまたまかもしれないが、カメラマンが多い。特に男滝などはすぐそばまで行けるため、三脚立てて粘っちゃっている方がいらっしゃる場合があり、自分も滝の写真を撮りたい場合にはちょっと順番待ちが必要な場合がある。時間に余裕をもつ事と、自分も滝の目の前で粘り過ぎないように、周囲への気配りも必要かも。(^^;

所要時間

そのようなわけで、滝はお手軽に片道5分で拝めるが、男滝ではちょっと順番待ちをして写真を、川を渡って女滝でも写真を、いずれも三脚立てて、ちょっと狙って撮ってきたなら、私たちは車を下りて戻るまで50分だった。

近くの滝

約20km走れば、日本の滝100選に選ばれている銚子ヶ滝を拝める。我々はこのあと、銚子ヶ滝へ向かった。

滝 銚子ヶ滝レポート

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2004.08.13 追記 達沢不動滝の近所の白糸の滝情報。
2004.08.11に訪問しようとしたが、手前の砂利道が厳しくて断念したのでご報告。

お手持ちの地図で沼尻温泉沼尻スキー場を目指せば、「白糸の滝3km」の看板までは舗装道路で難なく行けて、その先ダートになる。・・・それは知っていたのだが、このダートは勾配があり、さらに(最初の1kmくらいはまだよかったのだが)途中から、大きめの石が敷きなおされたばかりらしき、ゴロゴロの砂利道となり、勾配もあるため、4人乗ったオンロードのリッターカーでは「登れない」に近い状態。道路は狭くて 転回もできず、途中までは冷や汗流しつつ辛うじて進んだものの、約1.7km地点で転回できそうな場所があり、迷わずUターン。

※ 当日のコンディションにもよると思いますが、それなりの車の装備が必要かと思いますっ(>_<)

駐車場まで行ければ、滝が見える展望台までは山道ながら割とすぐらしい。しかし滝は遠望らしい。(この辺の情報は後日、図解入りでページを作る予定ですが、とりあえず、ご報告!)

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プランこの記事は一泊二日の「南東北編:滝と温泉めぐり」の中の一部である。

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