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滝
茨城県 大子町

袋田の滝・生瀬の滝 袋田自然研究路

2004.11.10(水)  難易度2  好感度S  袋田の滝 高さ120m  難易度3  好感度A  生瀬の滝 高さ15m?
チケット
有料トンネルチケット。
紅葉最盛期の写真がステキ。
何年か前に来た時は
氷瀑の写真だったような。

袋田の滝(ふくろだのたき)・・茨城県 大子町

袋田の滝は幅73m高さ120mあり日本三大瀑布の1つとなっています。西行法師が秋の季節に訪れ「この滝は四季に一度づつ来てみなければ本当のよさは味わえない」といって春、夏、冬と三度の季節にも滝を見に来たので別名「四度の滝」とも呼ばれています。
また一説では滝が四段になっているので、その呼び名が出たともいわれています。

「花紅葉よこたてにして 山姫の錦織りなす袋田の滝」 西行法師

茨城県・大子町(現地案内板より)

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アプローチ

水郡線 袋田駅から歩くと1時間程度(3〜4km位)、ほとんど高低差の無い車道と舗装路のみで到達できる。

だと高速道路からやや遠く、いくつかのルートを選べるが、東京方面からなら、常磐道 高萩ICR461で入るのが一般的で分かりやすいかと思う。一般道おおよそ45kmくらいで袋田の滝付近に至る。当日のドライブルートマップに常磐道のICと主要国道・県道は記しておいたので、広域マップとして参照されたし。

車道
有料駐車場が林立する。
(・・・そろそろ終わりが近い)

またマップには書かなかったが、西へR461〜R293・・・と走りついで行けば、東北道宇都宮IC矢板ICも一般道おおよそ100kmくらいだ。

駐車場

「見返橋」付近に無料駐車場60台あるが、ここで停めるとせっかく車で来たのに1km以上歩くことになる。

その先1kmくらいの車道沿いにお土産屋と有料駐車場が林立し、駐車容量は600台だそうである。相場は500円だ。できるだけ奥に停める方が歩く距離が減って楽だが、ベストシーズンにあんまり奥に入ると、停められなくて戻る時に人だらけでターンに苦労するのでほどほどで手を打つべし。

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手書きマップ
作者お手製のマップ。現地周辺はこんな感じ。

主な観瀑ポイント

袋田の滝の観瀑ポイントは、作者の知る限り3箇所である。

1.有料トンネル

車を停めて、道なりに歩いたなら、橋を渡って土産物屋の並びを経て、階段を登って有料トンネル入口となる。

300円(小人150円)のトンネル料金を払う。トンネル内は緩やかに上り坂だが、舗装で楽に歩ける。5分とかからず、トンネル最奥の観瀑台に至る。

この観瀑台は滝の3段目の高さにあり、2段目1段目を見上げるかたちで滝と対面する。あまりある迫力を満喫できるが、滝が大きくて、どう頑張っても滝の全貌は普通のカメラには収められない。

ちなみにこのトンネルへは吊橋からも出入りが可能だが、ここにも窓口があり、チケット無しにはトンネル最奥の観瀑台へは行けない。

滝ギャラリー 袋田の滝の写真1
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2.吊橋

有料トンネルの途中から吊橋へ出られて、滝を左下から眺められる。観瀑台からは見られない最下段が見えるが、最上段は見えない。ここへなら、有料トンネルの対岸から来れば無料だ・・・が、滝の形や迫力、大きさを味わうには、やはり有料トンネルの観瀑台は外せないと思う。

滝ギャラリー 袋田の滝の写真2
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展望台入口
四度の滝 展望台入口

3.四度の滝展望台

多くの人はこの看板は素通りする。登ってみたところ、こちらは茶店である。このページに載っている、作者お手製のマップの吹き出しの「吊橋」の「橋」の字あたりの場所だ。階段はたいして登らず楽に到達できる。

茶店
滝を見ながらおでん・・・。

滝の3段目の一部と吊橋、後ろの山肌を一望する。・・・やや遠望だし、滝は一部しか見えないが、滝を眺めながらおでんをいただけるのは、ちょっといいかもしれない。

また、飲食しなくても勝手に眺めを楽しみ、通り過ぎ自由なのもよい。・・・そして、あんまり人が押し寄せないのもよい。

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一般的な、観光ルートは、有料トンネルで入り、吊橋を渡り、対岸から車に戻る、といった感じだろう。それだけなら、土産物屋をゆっくり見ながら歩いたとしても小一時間みれば充分お釣りがくる。

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余談
である。
グラビアやポスター、観光パンフレット等でよく見かける、冒頭のチケットの写真のアングルの袋田の滝だが、昔むかしの観瀑台からの写真らしく、現在は観光客は実際には見る事ができない。すでに道は崩落し立入は禁止されているそうで、残念無念・・・詐欺だ(>_<)

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階段
見上げる階段

袋田自然研究路(吊橋〜生瀬の滝展望台のみ)

さて、実際に訪問された方であれば、吊橋を渡った先にあるこの、きつそうな階段を見上げた覚えがあるはずだ。そして、階段の入口にある、この「不親切な看板」にも、見覚えがあるはずだ。この看板、この先に関する情報が著しく不足しているように思う・・・(^^;

入口看板
「不親切な看板」

この階段はずっと続く。しかも急だ。5分ほど登ると、見下ろす背後の展望も良くなり、天狗岩伝説の看板など読みながら、袋田の滝の左を登っていくことになる。

木のスキマから袋田の滝の2段目、1段目、上流部が見えるようになる。入口看板からそこに至るまでの時間はゆっくり進めて10分程度だ。

滝ギャラリー 袋田の滝の写真3

階段は続く
生瀬の滝展望台へ

袋田の滝に別れを告げ、さらに階段が続く。途中、月居山方面への階段を右手に見ながら、行き止まりまで進むと生瀬の滝展望台に至る。袋田の滝の上流部から徒歩5分程度だった。

狭い階段
階段の幅は、狭いところもある。
足がはみ出す。

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生瀬の滝の展望台の解説の前に、まず、この区間(吊橋〜生瀬の滝展望台)の路面状況を整理してしまおう。

そのほとんどが急な階段であるため、非常〜にキツイ。ガイドブックによっては、「生瀬の滝展望台まで20分」とあっさり書いてあるが、気軽に足を踏み入れてはいけない。

階段は、ところにより狭いところもあるが、ずっと鉄筋で、急なところは手すりが張られ、よく整備されており基本的に危険は無い。と、思う。研究路を歩く人のほとんどは、何も知らない観光客だ。足元は革靴パンプス、しまいにハイヒールと、何でもありであった。何でも大丈夫だとは思うが、歩きやすい運動靴をオススメする。

この日に限って言えば、袋田の滝を下から眺めた場合の紅葉の色づきは「今ひとつ」といった状況であったが、この、上流部あたりの紅葉はすこぶる美しく、三脚を立てて写真を撮るため何度も立ち止まった。苦労して階段を登った甲斐があったと思った。

今回は歩かなかったが、もしも月居山方面へ進めるのであれば、コースタイムは、生瀬の滝展望台から60分である。これまで同様続く、急な階段を見上げながら、行くのを、やめた。

吊橋から生瀬の滝展望台を見て、吊橋まで戻ってくるのに、けっこうゆっくりしたつもりだったが1時間はかからなかった。

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生瀬の滝(なませのたき)

袋田の滝の上流にある滝だが、この滝に関するいわれや紹介の資料を探すことができなかった。展望台から遠望したところ、だいたい落差10m以上はあるだろう、というくらいの大きさ。幅もあり、上段の方は特徴的な形で、思いのほか、ナイスな滝だった。しかも、紅葉が最高に美しかった。

生瀬の滝の下流左岸を歩く人が見えたので、滝壺へも行けるのだろう。・・・でも、この日の生瀬の滝の上流の山肌の紅葉・黄葉は、色とりどり格別美しさ。今日は、ぜったい滝壺から見上げるより、この展望台からの眺めの方が美しい!・・と、確信した。

しかしこの展望台に至るには、前述の袋田自然研究路の階段を頑張って登ってくる必要がある。袋田の滝の吊橋から急な階段を徒歩20分。

生瀬の滝
身長162cmの展望台からの眺め

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・・・・・ところで、滝ヲタクの方にコッソリお伝えするが、展望台からの滝の眺めは、季節にもよると思うが、実は木に遮られてイマイチなのである。身長162cmの私は手前の枝が邪魔でなかなか滝がよく見えない。それでも滝の良さは伝わるのだが・・・。

納得の写真や展望をうるためには「身長を延ばす」必要がある。・・・しかし、展望台の柵ごしに下を見ると、深い谷で、これは落ちたらやばい。柵はまたげない。展望台の後ろはネットが張られているが、アミが小さくて足をかけることができない。

苦心して撮った写真がこれ(↓)である。どう撮ったかは・・書けない。(−−;

滝ギャラリー 生瀬の滝の写真

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滝 車で容易に寄れる滝として、月待の滝がある。

プラン この記事は「茨城+福島:紅葉滝ドライブ」の中の一部である。

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