昭文社 ツーリングマップル東北P43 |
道が空いており、宿泊予定の湯野浜温泉に予定より早めに到着しそうだった。
そのまま宿の「亀や」に向かおうと思っていたのだが、そこでマップル上に「高館山(たかだてやま)」なる展望マークのある標高273.8mの山を見つけてしまった。
この位置なら、海も見えたり、180度の水平線も夢ではないかもよ・・・・。・・・気になる(^^;
どうやら車道で登って行けそうに見えるので行ってみよう!!と、それまで走っていた広い国道から右折して旧国道(?)へ入った。が、その道はまもなく通行止めに至ってしまった。あれ??
仕方なくUターンしてまもなく、右手に、それらしい標識も無く、脇道というよりは何かの設備の道のような、急坂で回り込む感じの、・・・これは違うだろう・・・というような怪しげな道を発見。でも他に道も無いし、半信半疑ながらその道に入ってみた。
入った先は細い山道で、…廃道か?と一瞬疑ったが、そうではなく"生きている道"である事は少し車を進めるとすぐに雰囲気でわかった。そして多分、高館山へは、この道であっている気もした。
道幅は狭くて、くねくねカーブも勾配もある山道。結局最後まで舗装路。そのまま行き着くところまで行ったが、NHKの文字がある放送塔らしきものが数本立ち、結局行き止まりに。そうか。この施設があるから、お仕事の人の車がこの道を通っているんだな。途中、他の車は一台も会わなかったし、特に駐車場も展望所もなく、これは観光用の道ではないのだ・・・。
展望台前。道幅狭いが停まれる |
ガスっているが海岸線 |
そう思ってUターンしての戻り道。戻り始めてまもなく、左手に何かある。という事で停車して降りてみた。
展望台 |
内部は螺旋階段 |
そこはちょっとした広場があって、広場からは展望は無い。しかし、灯台のようなのがあって、それはどうやら、展望台である。
中は螺旋階段で上まで行ける構造。とはいえ見た目、かなり年季入っていて、ちょっと怖い。どうしようかと迷うがせっかくここまで来たので登ってみる事にする。
途中から曇った窓から、海が見える。海岸線が見える。
が、登ってみてわかった。今日はガスっていたのだ。窓も曇っているようだが、風景も間違いなく曇っている。水平線は見えなかった。がーん・・・ ちょっとショックだったけど、それなりに綺麗な海を眺めたのでよしとするしかない。
下り道の途中で、一台だけ車が停まっていて、二人連れが戻ってくるのが見えた。海が見える場所があるようなので停めて降りてみた。
車道からの展望は、さっきよりも海が近く視界はクリアだが、水平線が見えないことには変わりなかった。(;_;)
狭いところはこんな感じで |
だいたい30分くらいの寄り道だったが、海も見えたし、年代モノ(に見えた)の展望台は探検気分でチョット楽しかったので、それなりには価値のある寄り道だったと思う。
---
この記事は山形+新潟
日本海側滝めぐり の一部です。