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ハイキング 東武東上線成長日記 ←矢倉岳後半→
埼玉県

鐘撞堂山〜羅漢山(前半)

2005.11.03(祭)  入門向け  徒歩2時間35分  標高330m  駅 眺望よし 湯
イラストマップ
現地の、イラストマップの写真。
今回歩いたのは、だいたい赤線ルート。
(画像クリックで大きな画像)

データとまえおき

鐘撞堂山(かねつきどうやま)は標高330m。歩き始めの寄居駅は標高100mくらいあるので高低差でいえば200mちょっと。しか無い。急なところもなく楽に登れるのに展望は、とても良く案内標識完備。初めての登山に最適!帰り道、歩いて寄れる温泉もある!

…以前からガイドブックで見かけてはいたものの、歩行時間2時間35分のこのコース。いくら作者がピヨでも体力余しちゃうでしょ。という事で、パス。していたのだ。こないだまでは。

それが今回は、またまた約10ヶ月ぶり、復活第一弾の山行き。体力落ちている事は解りきっており、加えてこのところの朝夕の冷え込みのせいか?ほんのちょっぴり風邪っぽい気もする…。紅葉見たいとか、滝見たいとか、欲望は限りないところだったが、今回はこのくらいのコースでちょうど良いのだ。ひとまず、山頂に至る達成感と、歩き終えた汗ばんだ体に温泉+ビールを、久しぶりに味わおう。

赤い実アプローチ

(今回の利用交通機関)
根津 07:32 (千代田線 我孫子行) 西日暮里 07:36 \160
西日暮里 07:41 (山手線) 池袋 07:54 \150
池袋 08:00 (東武東上線特急小川町行) 小川町 09:01 \860
小川町 09:03 (東武東上線 寄居行) 寄居 09:19

東武東上線は特急と言っても特急券は要らないし、気分は普通の通勤電車。秋晴れの祭日、少しはハイキング客も乗っていたが普通の格好の人の方が多く、空席も多かった。

普通の通勤電車風車両の東武東上線は、小川町乗換え(下りたホームの向かい側に連絡電車が待っておりすぐ出発)をはさみ計80分ほど乗る訳だがトイレがついていない。乗車前に池袋駅で済ませて乗る方が安心。

終点の寄居駅は、ホーム進行方向一番前にトイレがある。このトイレ、大変綺麗に清掃されペーパーもあるが、水洗でなく当日は臭いが強烈で…(>_<)。改札へ向かう階段は、ホーム進行方向一番後ろ(小川町寄り)。改札を出て、北口へ。階段を下りると線路沿い前方に「北口 観光トイレ」なるものがある。水洗で音姫までついて、もちろんペーパーあり。臭くない!こちらの利用をお薦めする。

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寄居駅前
寄居駅 北口。階段を下りて出てきたところ。
写真左手の柵の向こうは、線路。

コース

写真中央にある「案内道標」が、この先ハイキングルートの最後まで導いてくれる。

この道標、要所要所には必ずあるが、大きくない(目立たない)のと、立っている場所がやや不親切な場合もあり数箇所要注意(後述)。

寄居駅北口の階段を下りてきたらすぐ、への車道がコースとなる。前述の「観光トイレ」に立ち寄ってから歩き始める。最初道標「大正池」を目指す。

紫の実09:29歩き始め。最初は写真の黄色い矢印方面へ、線路に背を向けて、超立派な寄居町役場を左手に見ながら道路を行く。3分くらいで町役場の隣の緑の屋根の体育館前T字路を、右折。そこから4分くらいの信号がある十字路を左折。この先道路右手にコンビニampmがあるので、寄りたい人は左折の際に信号を渡ってから曲がると良い。左折した信号から6分くらいでR140と交差する十字路があるがここは信号渡って直進。R140を渡ってから3分で道はY字に分かれる(交差点手前左手に地蔵が立ち、交差点には「←天正寺」の看板しか無いので左を選択したくなる)が、ここは右へ進む。

大正池
写真後ろが大正池。東屋があるので小休止。
登山道入口
林道に別れを告げ、登山道へ。
登山道
登山道入口付近

↑歩き始めからこのY字路まで。特に案内標識が目立たなかったり曲がった先に立ってたりするので頭に入れて行った方がスムーズ。この先はだいたい道なり。道が緩やかに登り始めちょっと歩いたあたり。さっきのY字路からは11分で、道路右手前方に大正池の目立つ看板が現れる。時刻は10:00●寄居駅〜大正池 31分

大正池は特別なものは無いしここまでほぼ平坦な車道歩きでまだ休憩には早いのだが、この先山頂まで休憩ポイントは無いし、東屋もあったのでお茶を一杯飲んで先へ進めることにした。

登山道
登山道途中、竹林
山頂直下階段
登山道、山頂付近の階段

10:08歩き出し。「←鐘撞堂山1.7km・寄居駅2.2km→」の案内板が立っていた。ここから道標「鐘撞堂山」を目指す。道路左手畑の脇道に簡易トイレが立っていた。私有物に見えるのだが、TOILETの表示がはっきりあって道路から入口まで綺麗に道があり、利用しても良いのかな??と思いつつ通過。

まもなく車道は未舗装となり、大正池から13分でいよいよ、林道に別れを告げ、鐘撞堂山の登山道へ入る。10:21

山道と言っても最初のうち、細かい石が敷かれた感じの平坦な登り道で沢沿いを行く。だんだんと傾斜は増していく感じ。途中で左右が竹林となり、白煙に包まれる竹炭工房を通過(竹炭販売していた)。

竹林が終わり、道標に従いながら、道はどんどん山道らしくなってゆく。が、特に急になる事も無いままに10:41、T字路の分かれ道につきあたる。「←円良田湖(つぶらたこ)・鐘撞堂山→」である。帰りはここから円良田湖目指すが、まずは鐘撞堂山を目指す。頂上は近いはずだ!歩き始めてすぐ、前方に階段が。頂上付近はちょっときついのはお約束か。最後はちょっと息を切らしながら、でもだんだん開けてくる展望にキョロキョロしながら、10:45、鐘撞堂山頂上に至る。…・・・・・ありゃ それなりには疲れたけど、やっぱりちょっと楽すぎたかな?(^_^; ●大正池〜鐘撞堂山頂上 37分

記念写真 鐘撞堂山 山頂

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山頂風景
山頂
花

鐘撞堂山の解説版はこちら。山頂には東屋展望台がある。展望台からの展望は、たしかに良いのだが、ガスっており残念ながら遠くの山までは見えなかった。展望台の向こう側あたりがレジャーシート広げるには眺めが良くて良い感じ。

だんな様が燃料切れを起こし、間食のオムスビタイム。今日は遅いランチにして、暖かいモノを温泉の食堂で食べようと決めていたので、プチオムスビ3個を念のためオヤツに持参しただけだったが、役立った。結局約20分の休憩。

下山開始は11:06。ここからは道標「円良田湖」を目指す。頂上直下の階段は少し高さがあるのでヒザを痛めないようにゆっくり。3分後には大正池方面と円良田湖方面とのT字路に。ここからは来た時とは違う円良田湖方面へ、直進

下山道
下り道

どんぐり下山した道は来た道よりちょっと勾配がある気がした。これ登ってきたらもうちょっとくたびれたかな?と後ろを振り向いてみたり。山道っぽい下山が続き、道端にはデブまん丸どんぐりがコロコロ落ちていて可愛い。まだ早いけどチラホラ始まっている紅葉も綺麗。久しぶりの山の中の景色に気分も良くなってきた♪

円良田湖への、ちょっと目立つ道路標識っぽい看板が出て道が左へ曲がり、まもなく、山道は舗装になった。何でここだけ舗装なの?と思っていたら、違う、その先も一部舗装路の上に積もった土に草が生えているだけで、さっきの区切れ目から先は舗装路だ。どこまで舗装路かわからないけど、あんまり見事に区切れ目があったので振り向いて一枚写真だけ撮った。山頂からまだ10分しか山道を下りてきていない。…のだが、この先道はどこまでも舗装路でなんと結局下り切るまで17分舗装路だったのだ。

区切れ目
振り向いて、一枚。ここからは、舗装路を下る。
舗装路
下り道、舗装路。路肩欠けてるし。

まさか、下山路が半分以上舗装路だなんて…想定外だ〜っ。舗装路なんて山まで来なくても毎日歩いているわい。下り道の舗装は気をつけないとヒザを痛める。そして歩き応えも無い。それにしても…なんでこんな道舗装してあるの?とひたすら文句をたれながら歩いていたら、道路端の泥たまりに、まだ新しいタイヤ跡が!車通れるの?こんな道。だんな様いわく、すれ違えないけど通れる。じゃぁ車通ってるのかこの道。。…転回できるとこなんてあったっけ?(^^;)

ナゾの車道の下山は左手に「猫笑窯」なるのれんのかかった建物を見て、U字型の車道につきあたり、終わる。ちなみに振り向いたら、鐘撞堂山への舗装路は「車両進入禁止」と立札はあった。11:33。U字型の車道は「←円良田湖」の道標が有るので左を選ぶ。

羅漢山登山口
羅漢山の登山口

U字型の車道を左にとるとすぐに、今度は正面の草ぼうぼうの台地?につきあたりまた車道は左右に別れる。台地?内には、例の道標が立ち「↑少林寺・→円良田湖」と、白い看板には「五百羅漢少林寺二至ル登山口なんて書いてある。●鐘撞堂山頂上〜羅漢山登山口 28分

予習不足だった私は、不満満々のままだったが、既に下山は終了し、後は円良田湖を見て温泉入って波久礼駅にて終わりだと思っていたが、しっかり資料を読んだだんな様によると五百羅漢は見る予定になっているという。少林寺にも行くと。あり?でも湖も見るんでしょ?

その場で、持参した資料コピーと現地のイラストマップ(この頁最初の)としばしニラメッコ。とりあえず円良田湖は車道を行けばもうすぐあると思われるので行って、見て、戻ろう。という事でまずは車道を歩き出した。3分ほどで駐車場が見え、湖も見えてくるが…こりゃ、まるで釣堀で、たくさんのおじさんたちが湖面の足場の上にそれぞれ陣取り釣りをしていた…簡易トイレが2台(ペーパー有り)あるので利用するなら立ち寄っても良いと思うが、湖をチラッと見るだけなら、最初からパスすべし。

帰宅後の調査によると円良田湖は、周囲約4kmの人造湖でワカサギ釣りが有名らしい。それに羅漢山は通らずに円良田湖から最後に寄る予定の温泉「かんぽの宿 寄居」への直行するハイキングルートもあるようだ。桜の季節であれば時間をかける価値はありそう。

今日のところは、そのまま戻り道で、ふたたび羅漢山の登山口前に立ったのは11:45●羅漢山登山口〜円良田湖へは片道3分

後半へ続く)

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