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ハイキング 東武東上線成長日記 ←前半高尾山→
埼玉県

鐘撞堂山〜羅漢山(後半)

2005.11.03(祭)  入門向け  徒歩2時間35分  標高330m  駅 眺望よし 湯
羅漢山登り
最初草むらをかきわけ進む

前半より続く)

羅漢山に関しては、情報があんまり無い。標高や高低差、距離などは帰宅して資料やインターネットで調べてもわからなかった。

現地での情報なんて手持ちの資料のみ。「指導標に従って山道に入る。ひと登りで石仏を祭る羅漢山山頂」。それだけかい。

羅漢山登り
階段

11:45。登山口を入る。最初草がボウボウの道を進む。道は緩やかには上る。やっぱ、たいした山じゃないのかも。それは間もなく階段へと変わる。階段はそんなには続かない…かのように見える。でも登って終わりが近づくと次の階段が見えてくる。でもやっぱり終わりは見えてる…と思っても登るとまた次の階段が見えてくる、という、見通しのきかない中、イヤなパターンを繰り返しながら、それほど急という訳でもないが、息が切れ、汗が出る階段みっちり登る事になる。・・・まして予習不足でもう山は終わりと思っていた作者は、ちょっとした丘があるくらいかと思っていたら・・・これはちゃんとした登山だと、途中で思い知る。

石仏
山頂石仏
羅漢道
下山は羅漢道へ
羅漢道
路傍にずらりと、羅漢

頂上到着は11:53。あとで計算してみたら短い登りだったが、空の明かりが開けて、やっと頂上にたどりついた時は、鐘撞堂山頂上到着より嬉しかったかも。●羅漢山 登山口〜山頂 8分

山頂は周囲に木が茂り、展望は開けない。(後で読んだ案内によると展望がよいとあるので、探せば展望良い場所もあったのかもしれない。)羅漢が何体かお目見えする。サイズは小さめだが立派な石仏もある。少しだが広くなっていて東屋もあり椅子もある。五百羅漢と千体荒神の案内板がある。実はその場では良く読まなかったのだ(^^;)が、千体荒神の方は「石碑」があるらしいと解る。

道標下山は2つの道(五百羅漢と千体荒神)の二者択一を迫られる。お手持ち資料は「初めての人」には「有名な五百羅漢が道傍に祭られている羅漢道」を薦めている。たしかに石碑よりは羅漢の方が面白そうだと思い、羅漢道を選択、11:56下山開始。

下山へ向かう歩き始めから、何体かの羅漢がお目見えするのだが、それが下山の路傍にずらりと…。お。これはちょっと、見モノというか…なんか…怖いかも(^^;

ところで羅漢道は、階段があったり、木の根や石が路面に顔を出していたり、つづら折れで緩急を繰り返しながら…。階段がほとんどだった登りよりも、こっちは山道っぽい。羅漢見ながらは歩けない。足元を注視しないと危ない。・・・ふと足を停め視線を上げ脇を見ると、ずらり並んだ羅漢がこちらに視線を注いでいる・・・・

この道、やっぱり、怖い・・・(^^;

平らな所では足を停め、立ち並ぶ羅漢を観察し、カメラを向ける。明るく、羅漢が並ぶに到着。結局山頂から麓に下り着くまで、ずっと路傍に必ず羅漢があった。うん、スゴイ道だと、感銘を新たにした。

千体荒神
千体荒神

右側へ下りれば順路で、すぐに少林寺だが、道はまっすぐに続いていた。どこに続くのかな?と興味本位でそのままちょこっと進めてみた。

すると道はすぐに曲がり茂みの中の登り道に。「うわっ」と声を出してしまった。「石碑」って…これだったのか!山道の路傍にずらり、無数の石が突き刺さっている!全て石には文字が刻まれている。これが、千体荒神か!…これが、山頂まで続いているんだと思うと、圧倒された。…ある意味、羅漢道より怖い(--;

地蔵後ずさるように明るい麓に戻り、石碑石像群に別れを告げ少林寺へ下りた。12:17到着。少林寺の案内板と、こじんまりした静かな寺。ホッとする空間がある。羅漢山は寺領との事で、歴史深いスゴイ寺だという事は、もう、よくわかった。賽銭を入れ手を合わせた。●山頂〜羅漢道経由〜少林寺 途中立ち止まり見ながら 20分

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道標最後の羅漢山は、予想外の歩き応えと、想像をはるかに超える驚きがあった。すごいオプションだった。

12:21 少林寺を後にする。羅漢山のお陰で今日の行程に満足した。あとは車の通る道を波久礼(はぐれ)へ向かって歩き、「駅手前で右へ登れば」今日立ち寄り予定の温泉「かんぽの宿よりい」だ。

路地をゆく
民家の中をゆく

少林寺からは山に背を向け緩やかに下り道。(国道140秩父鉄道の線路付近に出たなら、沿うように歩いて行けば波久礼駅だ)と思っていたが、途中例の道標が現れ、国道にたどり着く前に民家や畑の中の道へ誘い込まれた。この先道標だけを頼りに「波久礼駅」方面へ歩いたが、分かれ道などには必ず道標があるのでちょっと注意すれば見落としたり迷わずに進める筈である。

12:48「←波久礼駅・かんぽの宿→」道標に初めて「かんぽの宿」の文字が現れ波久礼駅方面とは反対側に進む。ちょっとした山岳道路なみの斜面の、綺麗な路面の二車線道路を登る。コーナーを曲がると、さらに登り道とコーナーが見える。コーナーを曲がると、…繰り返す。まじですか…。結局7分も、さりげなくキツイ車道登りが続き、ようやくかんぽの宿の玄関口に立てる。ところでかんぽの宿のすぐ下あたりに円良田湖道標があったので、ここに続く道もあるんだな。かんぽの宿到着は12:56●少林寺〜かんぽの宿 35分

宴会
食事のはずが、宴会モード…(^^;

かんぽの宿は、宿泊施設な訳で、専用の日帰り施設ではないので、食事や大広間の利用時間に制限があるが、そのへんだけ気をつければ満足なお風呂と時間を満喫できた。

湯詳細…かんぽの宿よりい

帰り道

帰りは波久礼駅まで歩いて秩父鉄道寄居駅まで出て乗り換えるつもりだったが、ラッキーにもかんぽの宿から寄居駅まで無料送迎バスが出るというではありませんか。時間も15時発で、日帰り入浴客にはちょうど良いので利用しない手はない♪

(今回の利用交通機関)
かんぽの宿 15:00 (送迎バス) 寄居 15:15 \0
寄居 15:24 (東武東上線 小川町行) 小川町 15:39 \860
小川町 15:44 (東武東上線急行 池袋行) 池袋 16:55
池袋 17:03 (山手線) 西日暮里 17:14 \150
西日暮里 17:20 (千代田線 代々木上原行) 根津 17:24 \160

無料送迎バスに乗ると雨がぱらつき始めた。バスが無かったらこの小雨の中を歩いていた筈で、傘も持っていなかったし本当にラッキー。

寄居駅では長い電車のために「北口観光トイレ」に寄って駅に入った。朝の調査が早速役にたった(^_^;)。切符を買おうとしたら気が付いたが、寄居駅って、JR線と、東武東上線と、秩父鉄道と、3種類の会社線が乗り入れている。券売機は、3個並んでいるが、それぞれは一個しかない。時間ギリギリで走ってきて前に人が居たらアウトだ。改札も、一箇所に3通りの改札機が並んでいて、それぞれのホームに分かれるのだ。ちょっと面白い。

帰りの電車は来た道戻り。寄居も小川町も始発なので、席は確保できて、熟睡するうちに池袋に着いた。根津に着く頃には雨は本降りに。現地では天気がもって、よかったなぁ。

今回はストックも使わず、翌日以降、筋肉痛も無し。・・・・・ありゃ やっぱりちょっと楽すぎたかな?(^_^;

次回はもう少しレベルアップして大丈夫そうだ♪

次のレポートは「かんぽの宿寄居」→

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