桧原村は東京で唯一の「100選」の払沢の滝で有名だが、その払沢の滝に至る遊歩道の途中から、天狗の滝を遠望することができる。
作者はまだ天狗の滝を近くから観た事が無い。★桧原村HP の紹介によると、天狗の滝は「車道から1km」の滝だが所要30分なのである。ちなみに払沢の滝も同じく「車道から1km」の滝だが所要10分なのである。天狗の滝への道が、チョット厳しい山登りであろう事は容易に想像がつく。
今回は払沢の滝遊歩道からの遠望の紹介なので、払沢の滝のページのアプローチ情報を参照されたし。広域マップには、払沢の滝の右上位置に「天狗滝」として載っている。
払沢の滝遊歩道と、森のささやき ここから天狗滝が遠望できる。 |
遊歩道を歩き出して徒歩3分程度の登り坂で、振り向けば見えるのだが、肉眼では目をこらして、白いスジが見える程度である。
それが、遊歩道の途中にある木工房 森のささやきというお店に設置された望遠鏡で、その姿をはっきり見る事ができる。
望遠鏡は誰でも無料で自由に覗く事ができるのだから、とてもありがたい。
望遠鏡で見える天狗滝は大きくて、立派。その水の流れをはっきりと見る事ができる。よく見ると、天狗滝の上流をナナメに滑り降りてくる水の流れもあわせて見る事ができるのだが、これは滝壺から見上げてもぜったい見る事はできないここからだけの眺めだろう。
myレンズ。300mm。デジカメなので1.5倍で450mmくらいの望遠レンズ。 |
森のささやきでお借りした、骨董品級の500mmレンズ。1.5倍で750mmくらい。 |
撮影レンズは、作者持参の300m(上写真)と、森のささやき店主にお借りした骨董品級の500mレンズ(下写真)。
作者のカメラはNikonD100で焦点距離が1.5倍程度になってしまうので、各450mm、750mm相当。トリミング無し。
また骨董レンズはカビあり、自動焦点も自動露出もなくアバウトに手動撮影したため、フォトショップでシャープフィルターをかけて、レベル調整をしてある。
現場で森のささやきテラスに設置してある望遠鏡で見られる滝の大きさは、この2つのレンズで見るものよりも格段に大きかった。
払沢の滝訪問の際、滝好きなら忘れずにチェックしたいポイントである。