落差:62メートル(4段)
車道からの距離:1キロ(徒歩10分)
・・・
4つの段を合わせると、全長は60メートル、約50メートルの奥行を流れ落ちています。
上の方は木々に覆われて全容は見渡せませんが、滝壺の近くから見上げる一の滝(26メートル)の姿は雄大で美しく、滝壺には主(大蛇)が住んでいたという伝説も残る神秘的な滝です。(★桧原村HPから引用)
東京で唯一の「100選」の払沢の滝だが、見る事ができるのは基本的には最下段の一の滝(26メートル)だけだ(樹木が少ない季節限定かもしれないが、少し離れれば2段目?も少し見える)。
水量にもよると思うが、決して派手な滝ではない。冬は氷瀑が有名である。滝のそばにあった、名前のいわれを書いた滝の前の案内板は、半分は解読不能。
▼参考リンク…★ 桧原村。滝の紹介もあり。冬は毎日の氷瀑具合を確認できます。
一番便利なのは公共交通機関利用で、JR五日市線で武蔵五日市駅まで行き、路線バスで払沢の滝バス停まで(所要約25分・\460)行けば、遊歩道入口はすぐ。
▼参考リンク…時刻表・運賃などは★バス-navi.com、バス運行会社は★西東京バス・多摩バス
アバウトだが 広域マップ。 シンプルに作ろうと思っていたのに、つい、近所の滝や山に目移りして、ゴチャゴチャしたマップになってしまった。(^^; マップルに載っている滝だけでも、こんなにある♪ 近所の滝も山も、そのうち順次チェックしていくつもりなので気長にご期待ください。 |
「払沢の滝」駐車場への入路。 「バス転回場」 には、払沢の滝 バス停と、トイレ有。 |
駐車場前にある案内板。・・・ピンクの字は作者の書き足し。 どうやら「北秋川橋バス停」=「払沢の滝バス停」らしい。 それから「桧原村役場」は本宿バス停付近にあったような・・・ |
車なら、最寄ICは圏央道の日の出IC。または中央自動車道の八王子ICから、R411経由で。
いずれも桧原街道経由で、本宿の橘橋信号(三叉路)を右折してまもなく左手に「払沢の滝」看板がある入路がある。(「やまびこ」「桧原とうふ」の看板の方が目立つ。)(写真参照)
道なりに進んで行くと、道路右手に大きな細長の舗装駐車場(30台、無料)。
中央自動車道の上野原ICからという手もあるが、こちらは峠越えルートとなるので、あんまり峠道に慣れていない人や、冬場は避けた方が無難。
また、ハイシーズン休日の奥多摩・五日市周辺道路の渋滞は覚悟すべし。
遊歩道入口。右手には「やまびこ」。 |
遊歩道入口にギャラリー喫茶 やまびこがある。滝の水で入れた珈琲がいただける。帰り道の珈琲一杯はお薦め。
遊歩道に入って徒歩3分くらいで、左前方に明るいグリーンの建物が見えてくる。木工房 森のささやきというお店であるが、テラスに望遠鏡が設置かれており、遠望の天狗滝を間近に見る事ができる!!滝好きは見逃してはならない!(時間によってコンディションは変わるので、滝好きなら行きも帰りもチェックである♪)
遊歩道にある主な店は、この2件であるがいずれもお薦めなので最初に書いておく。(あと、やまびこの隣に、佛沢園と書かれた露店があるようだが、作者は開店しているタイミングで通った事がない。)
遊歩道左手に沢の流れと紅葉 |
遊歩道、悪い所でもこの程度 |
さて、遊歩道そのものは徒歩約1km。未舗装だがよく整備された道で歩きやすい。行きは緩やかに登り、帰りは緩やかに下りである。
滝の近くは木橋があったり、石段があったりするが、普通のコンディションならば、革靴でもハイヒールでも大丈夫であろう。
ただし、ウェットコンディションや氷瀑の季節などは滑りにくい靴が必須であろう。
行きは、天狗滝の望遠鏡を覗いたりしながらゆっくり行っても、入口から15分もあれば、着いてしまう。まず右手に東屋が見えたなら、払沢の滝はもうすぐそこ。
大きさ比較。 滝壺への階段のむこうにいる 人影参照、背中から上(黄色ペイント)。 |
滝のそばは少々足場が悪い。滝に近づいていく途中では、樹木の茂る季節でなければ上の段と思われる滝がちょっと見える。
石の階段を登れば滝壺の前に立てる。そこまで行くと、上の段は見えない。
上の段まで写った写真を撮ろうとすると、滝壺は見えないし、石段も写ってしまうので、チョット残念。
なんと、この日は払沢の滝前に30分も居てしまった。そして帰り道、森のささやきで店主と盛り上がり40分ちかく居てしまった。かくしてこの日、最初のやまびこの珈琲も含めると、駐車場到着からバス出発まで2時間半も居てしまった。
・・・普通に滝を観て珈琲飲んで戻るなら、1時間ちょっとくらいみれば、十分だろうと思う・・・。
---
この滝は浅間嶺ハイキングの最後に立ち寄りました。