今回最初の目標の日本の滝100選のひとつ「箕面滝(みのおたき)」は、大阪の中心から北25kmの「箕面公園」の中にある。
東京の人が大阪に行く場合、私鉄がたくさんあるので、事前にちゃんと調べて行かないと、混乱したり、損する恐れ有り。
「梅田(阪急)」から、「阪急宝塚線」急行宝塚行きに乗り、(十三経由)「石橋」で乗り換え。(梅田〜石橋:急行約15分。急行電車は約10分毎。)
石橋からは「阪急箕面線」箕面行きに乗り、「箕面」へ。(石橋〜箕面:所要6分。電車は約10分毎。)(次章に鉄道路線図あり。)
「滝道」標識 |
今回は、06:48阪急梅田駅発の電車に乗り、途中乗り換えをはさんで、07:17に箕面駅に到着した。 トイレに行って、歩き始めたのは07:27。
滝道。 |
滝道。 |
箕面駅からは「滝道」と呼ばれる、全面舗装の遊歩道を歩く。徒歩約50分で「箕面滝」にいたる。
遊歩道は最初は土産物屋の間を少し通ったりして観光地気分。のち分かれ道もあるが、基本的には川沿いをずっと歩いていく感じだ。この道、地元の人たちのウォーキングルートらしい。早朝だったので、スポーツウェアの人たち、犬の散歩の人たちで賑わっていた。
「箕面公園」の中を歩くので、よく整備されている。案内板随所。トイレ・売店もいくつかあったような(内容までは未確認)。行きは緩やかな上り、帰りは緩やかな下りだが、勾配は非常〜〜に緩やかなので、歩ける靴(スニーカーなど)で、ちゃんとした睡眠をとって挑めば、なんの苦も無い筈である・・・。
お目当ての箕面滝は、お上品な滝だった。ちなみに滝だけを見るのなら、滝のすぐ上に車道と駐車場があり、マイカーやタクシーなら、そこからのアプローチも可。歩いてすぐらしい。しかし、この滝の魅力は「滝道」を歩く事にあるという。ここは、もみじが有名なスポットで、秋の滝道はずっと真っ赤な紅葉を観賞しながら歩けるらしい。そして、春〜夏なら森林浴。冬でも滅多に雪に埋もれる事は無いので訪問は可能だが、観光シーズンは「冬以外」である。
もみじの天ぷら。 |
名物。「もみじの天ぷら」。
時間的に早かったので無理かと思っていたが、帰りの時間には、いくつか土産物屋も開いて、購入できた。 想像したものとはだいぶ違った。もみじを塩漬けにして保存したものに、衣をつけて揚げたお菓子だった。店先で揚げているらしい。
口にすると・・・固い。そして甘い。・・・カリントウ。そう、これは、ちょっと固いカリントウだ。そんな味だった。
09:13箕面駅に戻る。往路上り50分弱。現地で約20分弱。復路下り約40分。計約1時間50分だった。
▼ホームページ・・・★箕面公園 (大阪府公園協会の★大阪府営公園ガイドサイト内)
▼参考・・・2004年11月紅葉時期、再訪。詳細レポート。車アプローチ情報あり。
(大阪神戸旅行レポートは「神戸・布引の滝」へ続く)