2003.10.04(土) | 華厳の滝 竜頭の滝 湯滝 霧降の滝 |
秋の絶景スポット、奥日光滝めぐりコース。奥日光の紅葉は、最高、美しい!今回は観光重視のスポット紹介。
日光への最寄ICというと、東北自動車道 宇都宮IC。日光宇都宮道路は 宇都宮IC と、日光の玄関口清滝IC をむすぶ、ほとんど高速道路のような約30kmの道路。
料金所が途中2箇所、自動収受だが、ハイウェイカードがあると便利。バイク通行料計620円。
ちなみに清滝ICは渋滞の名所として、紅葉の季節の週末の朝は必ずラジオの交通情報でその名を聞く事が出来る。バイクであればすり抜け可能だが、早めの行動が吉。
清滝ICを出て国道を道なりに進めるとそのまま第二いろは坂に突入する。ちなみに、清滝〜いろは坂突入前約4kmの間に、ガソリンスタンドやコンビニなど、休憩できそうな所がいくつかある。
第二いろは坂は上り一方通行の2車線道路。最初からヘアピンカーブを繰り返しながら地道に登っていく道だが、2車線あるのでだいぶ走りやすい。展望は、それほど開ける道ではない。せっせと登って行くと、途中で、中禅寺湖(奥日光)へは左車線、明智平へは右車線へ行けと言われる。右車線に居ると、明智平のパーキングへ入る事になる。明智平については後述。
明智平から中禅寺湖方面へ向かうと、対面通行になる。中禅寺湖から明智平までは車が入ってくるのだ。ここまでの一方通行から、気持ちの切り替えが要る。さて、最後はほぼ必ず、中禅寺湖畔に出るために渋滞が待っている。私がこれまで遭遇した一番長い渋滞は明智平からだが、午前中は紅葉シーズンでもなければそこまで渋滞することは稀なのでは???と思う。
広い駐車場がある。ここはロープウェイの駅があるが・・・最近寄っていないので、売店や食事処などのデータは不明m(__)m
明智平ロープウェイは一度は乗る価値有り。中禅寺湖と華厳の滝が一望できる。よく観光ポスターなどにあるのはこのロープウェイに乗った終点で眺められる景色。おおー華厳の滝って中禅寺湖から落ちているのだなって、理解できる。回りの山々もずいーっと見渡せるので、新緑や紅葉の頃はなおいっそう美しい景色を楽しめる。
日本の滝100選の一つであり、日本三名瀑の一つでもあり、日光三名瀑の一つでもあり、恐らく誰もが認める日光で一番の名瀑であろう。
第二いろは坂を上ってきて中禅寺湖畔の信号へつきあたったら右折する。するとすぐに右手の駐車場への右折レーンがある。まがってすぐより、一つ先から入った方が、滝に近い。駐車場の道路向かい側にはガソリンスタンドがある。
駐車場は広く、まわりに売店や出店、トイレもある。華厳の滝エレベーターの建物の右手、駐車場の奥に観瀑台(2段)があり、華厳の滝の全貌を上から見下ろす事ができる。(「野うさぎ.net」のTOPページの華厳の滝は、ここからのショット!)
華厳の滝エレベーターに乗ると、滝壷の高さくらいの観瀑台(3段)から華厳の滝を見上げられる。エレベーターから観瀑台まで、ゆるい傾斜の廊下と階段で徒歩3分くらい。
この日のデータ:
清滝ICから華厳の滝、約15km。駐車場料金:バイク100円。
華厳の滝エレベーター大人530円小人320円。朝7:30〜夜5:30。
:華厳の滝。
華厳の滝から約6km。道中左手には美しい中禅寺湖が広がる。竜頭の滝は金精道路に向けて道路右手。タイミングによっては対向車が多く、出入りの為の道路横断に時間がかかる場合がある。もしも湯滝から折り返してくるなら、帰りに寄る方が楽かもしれない。湯滝側から道なりに入っていけば、小さな橋を渡った先が駐車場。
滝は、駐車場へ入ってすぐにある、ちょっとした階段を上った先の茶店から眺められます。駐車場は奥へ向かって広いが、手前側に停めた方が滝を見るには楽。(でもトイレは駐車場の奥の方。)駐車は無料。
それほど迫力は無いけれど、滝の水の流れと周りの樹木との調和具合が絶妙のバランスを魅せてくれる滝。奥日光の3つの滝の中ではおそらく紅葉が一番映える滝ではないだろうか。
オープンテラス(?)のため、茶店は通過して無料で滝を見る事は可能だ。でも嗜好により甘酒やコーヒー飲みながら滝を見るのもシアワセ。なかなか美味しいコーヒー飲ませてくれた。
紅葉が始まったばかりの竜頭の滝。
竜頭の滝から約6km。道中、左右に戦場ヶ原が広がり、右手の男体山の展望もよく、奥日光の空気を満喫しながら走りたい道。湯滝は竜頭の滝から向かって行くと道路左手。案内板が出るので分かりやすい。
駐車場へ入るのにバイク100円。駐車場は広く、誘導員もいた。駐車場の左奥にトイレ(チップ制)あり、右奥が滝への遊歩道となる。滝(観瀑台)までは、左手に売店・茶店を見ながら、すぐ。
「落ちる」というよりは「滑る」滝だが、その大きさと水量から、なかなか迫力ある滝だ。
:湯滝。
湯滝から折り返して、竜頭の滝、華厳の滝前を通過すると、第一いろは坂を下りて行く事になる。
第一いろは坂は下り一方通行・一車線道路です。道幅的には1.5車線くらいの広さがあるが、カーブがきついため、大型バスが車線をいっぱいいっぱい使ってすごい徐行で回っていたりする。また観光シーズンの午後以降は渋滞は必至で、いくらバイクでも急勾配の下りの渋滞の山道は避けたいものだ。
それでもあえてこの道をお薦めするのは、紅葉が美しいのである!登りの第二いろは坂よりも、展望が開ける部分が多く、見渡せる山がまるごと紅葉!2年前に最盛期に通って、感動した!!
という訳で、ぜひ明るい午前中に通られる事を、とってもお薦めする。華厳の滝前から約6kmで、ふもと。
最盛期であれば奥日光からは午前中に撤退する事をお薦めする。
という訳で、いろは坂を下りた後のお薦めとしては、清滝ICの近くに日帰り温泉施設、やしおの湯がある。露天風呂もあるし、食事もできるし、良い設備だ。
日光の町へ行って、ゆば料理をいただくというのも手である。作者は残念ながらまだ日光のゆば料理をいただいた事がない!ぜひコース料理を、一度はいただいてみたいものだ。
霧降の滝へ寄り道するのもよい。日光の町から霧降高原へ向けてちょろちょろっと走れば霧降の滝。霧降の滝へは標識が出る。
こちらも山の中にある滝なので、紅葉は見事だと思われる。滝まではバイクを停め、徒歩10分程度の遊歩道。良く整備された道だが、一部山道っぽいアップダウンも有り。距離が短いので革パンとブーツでも革靴でもハイヒールでも大丈夫だが、スニーカーむけ。
まだ紅葉には早い霧降の滝全景。
:霧降の滝。
滝の入口に山のレストランという、素敵お店を発見したのでご紹介。
滝を出て、霧降高原有料道路(バイク\930)で霧降高原へ上って行くと、六方沢橋なる大きな橋があり、ここから見下ろす最盛期の紅葉も、見事である。最盛期であればたぶん路上駐車している車がたくさん居るはずなので、わかりやすい。有料終点の先には大笹牧場なる観光牧場もあって、食事やお買い物なども楽しめるが、・・・霧降高原の方も紅葉シーズンだと、ちょっとこんでいるかも・・・。
紅葉シーズンは毎年違う。このルートを走ってきた日は10/4だが、今年の10/4は奥日光の紅葉はまだ(写真のとおり)だった。
だいたい奥日光は10月上旬から中旬くらい、華厳の滝、いろは坂は10月中旬から下旬くらいが見頃のようだが、情報はご自身でご確認のうえお出かけください。
▼参考リンク…★日光観光協会