2004.01.11(日) | 徒歩3時間45分 | 標高694m |
(前半より続く)
融合平見晴台からは、相模湖の展望が、ばっちりである!
霜柱くんたち |
何度も相模湖の近所を通り、何度も相模湖を見ているが、高い位置から全貌を見渡すのは初めてだ。なかなか、満足度の高い眺めだった。
休憩用のテーブルとベンチもいくつか用意されており、休憩にも適当だ。よく育った霜柱がたくさん生えており、東京の我々には珍しかったので採取して並べてみたりした(^^;
融合平見晴台の道標 顕鏡寺からここまでより、この先は長い。 |
10:31 融合平見晴台出発。
融合平見晴台は、顕鏡寺から石老山頂までのちょうど中間地点くらいだ。厳密にはまだ中間地点まで来ていない。
しかし、なぜかその場所で私は、ガイドブックの記述のみ読んで、「もう一頑張り」と錯覚した。“いったん下りて登り返すと、すぐ石老山山頂”とある。そうか、すぐなんだな。と。
心構えというのは大切なもので、「もう一頑張り」と思っていてなかなか到着しないと、その距離は実際以上に長く感じるものである。という訳で、私はこの日、ここが一番きつい登りだった。
登り |
さきほどまでの奇岩怪石はほとんど姿をみせない、普通の山道となる。平坦なところもあるが、けっこう登りが多い。しかもやや急な登り。(−−;
“いったん下りて登り返すと、”という地形を探すが、たくさんあって、どれのことだかわからない。25分ほど歩いたところで、登り返した後の小さい広場があり、休憩をとるグループがあった。でも何も書いていないし、展望も無い。「山頂は?」とたずねると「山頂はもっとあっちよ」「ここじゃないよ」と返事がくる。がっくりして、先へすすめる。遠いぞ。
石老山頂はもうすぐ。 |
厳冬期の手ごろな低山という事でたくさんのグループに会った。この日、登山道に雪は一度も見なかった。
アップダウンがくたびれたけど、さきほどの小さい広場からは、今度こそ「もう一頑張り」だった。5分ほどで、待ち焦がれた山頂到着だ!!
11:00 石老山頂到着。
話には聞いていたが、なるほど眺めが良い。遠くに小さいけど富士山も見えて、ちょっと感動モノだった。
石老山頂から、富士山! |
山頂には石老山の案内板があり、山頂の立札もあり、テーブルと椅子もある。
休憩のグループ、お弁当を広げるグループと、隅には無線のお店広げてる人もいらして、山頂はそれなりにな広さはあるが、けっこう混みあっていた。
石老山頂♪ |
なんとか富士山と一緒に記念写真を撮りたくて、何カットかトライしたものの、逆光で困難であった。
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ボツになった記念写真から、石老山頂の証拠を切り取って載せておこう・・・。
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11:14 石老山頂をあとにして、鼠坂(ねんざか)へ向けて下山開始である。
歩き始め、木立のスキマから、前方に遠くの山並の上に南アルプスが顔を出しているのが見えた!嬉しくて写真を撮るが、森の中からの撮影は残念露出オーバーで南アルプスはぶっ飛んでしまって写っていなかった・・・(泣)
足場が悪い下り |
さぁ、どんどん高度を下げる。ところで登りは道がよかったが、下りは石や根っこが張り出している中を足場を選びながらという場面もあって、少々足腰にくる下りだった。
今日は“間食(おやつ)”のみ持参して、寒い山頂ではお弁当を広げないで、とっとと下りて美味しい蕎麦・うどん屋で昼食の予定だった。石老山頂から1時間くらいあるけど、たぶん、下りと尾根道がメインだろう!休まず一気にGo〜!・・・という訳で先を急いだ。
ガイドブックによると、「こぶをいくつか越え、滑りやすい道を下っていくと、すぐ大明神展望台に着く」とあるが、もう信じない(笑)。石老山頂から次の目的地大明神展望台は、ガイドブックのコースタイムは1時間10分だ。それなりには歩く。アップダウンはあるが、それほどは厳しい道のりではない。
けっこう歩いた気になった頃、ちょっとしたピークに至る。ベンチもある。ピクニックランドの観覧車が見えた。景色は良い。子供達はもう既に座ってお菓子広げてるし(^^;
ここが展望台か?と思うが小さな祠がそこにあった。地図によると小さな祠の先に大明神展望台がある。ここは目的地ではな〜い!と、先を急ぐ事にした。
地図だと祠から展望台までもう一頑張りという印象だが、ものの5分くらいだったかな?割とあっけなく、12:00ちょうど、大明神展望台に至った。●石老山頂〜大明神展望台 46分
大明神展望台にはいわゆる「展望台」もある。富士山と周辺の山の展望がひらけて、ここが今日一番の展望だ!
富士山を眺めながらランチ |
あり?(^^;
なぜかここでお弁当を広げるメンバーあり。なぜかオカズが出てきて昼食タイムとなった・・・速攻下山して、暖かい店入って「うどん」って言ったじゃん・・・(^^;;
我が家は予定どおり道中ほおばるオムスビ1-2個ずつしか持ってこなかったのだが、なぜか家族全員、オカズをご馳走になってしまって・・・ご馳走さまでした。
でもやっぱり冬の山頂は寒かった。という訳で、猛ダッシュで撤収して、当初目的地の「うどん屋」に向け下山開始したのは、12:24だった。
下る、下る。 |
大明神展望台から、鼠坂(ねんざか)に向けて、うっそうと暗くて、また足場の悪い、けっこうな急坂を下る。それが、けっこう下る。まぁ考えればたしかに、あの展望があった場所から、ふもとまで下りるわけではあるが、石老山からもけっこう下りたじゃん。まだ下りるか。・・・という感じでどんどん下りた。
足場も悪い |
足場も悪いので、下りでもけっこう汗をかいた。脚きつい(^^;
けっきょく30分くらい下りて、ようやく山道終了だ、お疲れ様でしたという感じ。。。この先は落ち葉が積もってはいるが、林道歩きだ。
下山後3分くらいで関川公衆トイレへの看板あり。寄らなかったので詳細不明だが、登山コース中のトイレは、ここと顕鏡寺のみである。
山道が終わってから、10分と歩かずにチェーンが張られた車道に出る。左手に池があり、凍っていた。石を投げても割れないで石が跳ねる。子供達が走る・・・。(数分経過)
道標に従い、なお鼠坂(ねんざか)をめざす。
渡し舟の看板、ここから下へ。 |
車道をゆっくり歩く事10分くらいで左手に「ゆら〜りプカプカ渡し舟・ここを下へ」の看板が現る。お喋りしながら歩いていると見落とし注意という感じだ。
ここから、細い山道のような道を下り、ものの3分で本日昼食目的地で解散の場所でもある「ねん坂の関」に到着。13:18だった。●大明神展望台〜ねん坂の関 54分
「ねん坂の関」は、混雑しており待って座席に案内され、さらに天ざるうどんがなかなか出てこなかった。お店を出て車組の人達と別れたのは14:20をまわった。「ねん坂の関」は国道412にも面している。車組の人達は国道を歩いて、車を停めたピクニックランドまで・・・10分くらいだったかな?(←推測タイム)
「ねん坂の関」詳細
食後は相模湖まで下りて「渡し舟」で相模湖駅へ。船を下りて徒歩10分、15:00ちょうどに相模湖駅着。
「相模湖渡し舟」詳細
時刻表を見て、15:02の上り電車がある事を知り、駆け足で、乗車。9分の車内で、せっせとiモードで時刻表検索をして、15:16高尾発の電車をみつけて、乗り換え。始発で座って熟睡のうちにお茶の水まで運んでもらう(16:09着)。
ずいぶん欲張りな一日を過ごした気がするのに、16:30 には家に居た。近いし、良いハイキングルートを見つけた気がした。
1.バス共通カードを忘れた。次回注意。
2.冬でも厚着は、ほどほどにしよう。
大人一人 2690円
(内訳)
電車代 御茶ノ水〜相模湖 片道 \950(往復)
バス代 片道 \190 渡し舟 \600
※ +昼食:ちょっと贅沢・天ざるうどん \1300(弁当持参ならば、不要)
●参考資料:るるぶ情報版 首都圏2 首都圏からのハイキング '01〜02