これまでの滝見台とお揃いの看板が立つ。 |
こまくさ平の展望台から見られる滝。蔵王の有名なお釜から流れでる水が落ちているそうである。落差規模28m。
▼リンク・・・★蔵王町観光協会 こちらのサイトから、滝の名前の由来を引用する。
「滝の名前の由来は、その昔、ここには、鬼ばばが住んでいて、登って来る男どもを捕まえて生き血を吸ってはこの滝に落としてやった。そこで、あの山へ行った者で帰って来た者はいないということから「かえらずの滝」と呼ばれるようになったという説と、訪れる人が帰るのを忘れて見惚れるという説があります。」
この、前者の方の、怖〜い由来を読んで、何としても行きたくなってしまったのだった・・・。
こちらも、不帰の滝同様、こまくさ平の展望台から拝めるが、こちらは幻の滝で、雪どけ もしくは雨の後限定品だそうだ。ちょうどこの季節なら見られるかも!!
こまくさ平 駐車場 |
前ページの三階の滝・不動滝を参照されたし。不動滝展望台からさらに進むこと8kmくらい、ワインディングロードを登ったところの、左コーナー右手にある大きめの駐車場だ。
売店があるし、向かいも駐車場になっておりトイレらしき建物も見えた。
※今回の旅行のルートマップあり。広域情報確認用に。
こまくさ平 |
この季節は、土と、残雪の残るモノトーンな世界。・・・モノトーンと感じたのは、曇り空だったせいかもしれない。
奥に見えるのが展望台で、不帰の滝と振子滝が見渡せる。駐車場から見えているわけで、歩いてすぐだ。
でもここは少し足元が悪い。特に奥の方は、運動靴である必要は無いと思うが、ハイヒールではさすがに苦戦するだろう。
展望台から不帰の滝を見下ろす。 |
不帰の滝は展望台から左下を見下ろす感じだ。ほとんどは見えるが、下の方が一部見えない。しかし、滝の大きさや表情はちゃんと見渡せる距離だ。
振子滝は、同じく展望台から、ほぼ真っ直ぐやや右下という位置にある。遠くて小さいが、滝が流れていたなら、見つけられないという事は無いだろう。
こまくさ平という名前通り、夏になればここは、可愛いこまくさが咲くらしい。
しかし、この季節は、展望台からの展望以外には、ごろごろ石の混じる、土の上をただ歩くだけだ。いちおう一周したけど、そんなには風景は変わらなかった・・・。
さて、ここで、ついに雨がぱらぱら降り出したので、帰路につく事にした。
こまくさ平 |
せっかくここまで来たのなら、お釜も見ていこうかとも思ったのだったが、やめた。蔵王ハイライン(お釜を見て戻ってくるだけの有料道路)まで、あと5kmといったところだったと思う。・・・しかしお釜は、晴天の下で見ないと、きっと色も良くないのでは・・・とも、思って。
福島は東京からはそれほどは遠くない。今度はこまくさの季節かな。などという考えが頭をよぎった。
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次のレポートは帰り道の遠刈田温泉へ続く。
この記事は一泊二日の「南東北編:滝と温泉めぐり」の中の一部である。